三重県熊野市

彌重 量

環マル

イセエビ フノリ ヒジキ

34歳まで広島ですごしたあと漁師になりたいと思い、ネットで漁師募集の記事を探す日々を送っていました。
そんなおり三重県熊野市で地域おこし協力隊として漁師募集の記事を見つけました。正直、「熊野市ってどこ?」というくらい自分にとって縁もゆかりもない地域でしたが、漁師になれるということで即座に応募し、採用されました。

最寄りのコンビニまで車で30分もかかる人口90人足らずの小さな漁村です。地元住人はみんな下の名前で呼び合うような雰囲気で、自分は完全アウェイ状態。引っ越した当初はとても不安でした。
が、めちゃくちゃ声が大きく豪快なオバチャン達や漁業の知識を一から教えてくれた先輩漁師、市役所の人達のおかげで三年後には自分の船を中古で買い、漁師として独立することができました。

移住先で見つけた妻は、これまた他県から移住してた人で山の猟師。子供が生まれ現在は子育てで休猟中ですが畑を守るために猟をしています。
海の漁師、山の猟師と異色の夫婦で自然を敬い、自然に寄り添った生活をしています。

漁師になって命の大切さやありがたさを強く感じるようになりました。魚を売って生活をしています。
魚の命とお金を交換する事で生活をさせてもらっています。
妻はシカやイノシシをさばくことがあります。さばいたすぐの肉はあたたかいです。スーパーで売られている肉は腐らないように冷やしてありますが、自分でさばいたすぐの肉はとてもあたたかいです。この温もりを感じた時は改めて命をいただく事を意識しました。
形式的だった「いただきます」が漁師になって心から言えるようになりました。

食べた人から「ありがとう」と自分にも魚にも言ってもらえるような漁師になりたいと思っています。


と、かたくるしくマジメに書きましたが、消費者の方といろいろお話ししたいと思っているので、気軽にコミュニケーションをとっていただけるとうれしく思います!