京都府亀岡市

塩谷隆好

たのしくはたらく

野菜(路地栽培)

◆ お客さまへのごあいさつ ◆

・「就労継続支援A型事業所 たのしくはたらく」という福祉系事業所を運営している塩谷隆好です。就労継続支援A型事業所とは障害のある方々に一般就労の道を提供するための訓練機関の場でもあります。
・私自身生まれは最近外国人の観光地NO1の伏見稲荷神社のすぐ横。結婚後はそことは対角線上の右京区に今も住んでいます。25年間大阪で大手企業のサラリーマンをしていましたが、常に京都市からの通勤でした。
・「たのしくはたらく」はその運営母体が「株式会社 みんなではたらく」という一風変わった社名の営利法人です。私は大手企業に勤めていた時、仕事は大手企業の中枢でほぼあらゆる分野を担当し非常に面白かったが、こういう組織では老後に『元〇〇会社で××を担当していた●●長の塩谷です』という冠を付ける(多くの元企業人ってそういうことを云うのをよく聞いていた)ことにもなるだろうと勝手に思い、そういう生活が嫌で嫌で請われたものの定年の遥か以前にリタイヤしました。いかにも私らしいと感じたときでした。
・こういう事業に個人では参入できないため、昔から口癖のように『みんなでたのしくはたらこうよ』と云っていたこともあり、それを「法人名」と「事業所名」に分割して使用。
法人登記でも事業所申請時にも良い名前ですね、一回聞けば忘れませんねと云われました。
・仲間内では「いやでもはたらく」「しんどくてもはたらく」などいっぱい喋っているようですが、働く皆の顔を見ていればやはり「たのしくはたらく」が合っているように思います。


◆ 農業活動に入った経過 ◆

・私の家庭環境は農業とは全く異質の役人の子だったが、学生時代には母親の父親の出生地がリンゴ園で摘果作業を1か月は継続していた。その間に田植えも経験した。当時は全て手植え時代。「俺ってやっぱり農業好きなんや」
・阪神淡路大震災までは、京都市内の近所の農家さんに頼み込んで素人家庭菜園を経験。
・そんななか大手企業時代から休日は障害者分野のボラ活動をし、結構楽しんでいた。
・企業を辞めて仲間と障害者関連のNPO法人を立ち上げ、その後市よりヘルパー事業所の誘いもあり、その事業所を開設する。自分の業務より面白くいつの間にか本職になっていた。
・ヘルパー事務所は在宅での介助になる。私は障害があっても働ける障害者が多くいるのに働く場がなく、それを何とか解消し一般就労させようとしていた。そんな時「自分でそういう事業所を興そう」そんな思いを持った瞬間動き出した。何をテーマにするか?
・なんとなく好きだった農業を老後の仕事にしようと不遜なことを考えたが、まてよ!
「植えて」「育てて」「収穫して」「販売前段取りをして」「販売する」この一連の動きが、障害者の仕事上一連のつながりを持てば、きっと仕事も楽しくなるだろうと思った。
思いついたら行動は早い。作った時からゲリラ的企業なんで・・・・こういう思いで5年間で1町4分の畑と僅か2反余りの水田で、20名余りの仲間と5名の職員で活動している。


◆ 生産物・地域の紹介 ◆

・事業所は亀岡市と南丹市のほぼ境に位置し、東本梅町大内(おおうち)大坪という地で皆でわいわい云いながら仕事をしています。夏は暑く、冬は特に寒いところであり、野菜の種まきでは寒冷地という表示で植え付けをするほどの地域です。事務所にはクーラーがありません。3階建ての全面ログハウスで結構ひんやりしています。逆に冬場は暖炉があるため寒さも気になりません。このあたりはバブル期に別荘地として開発され、洒落た建物も多くあるものの、今は全て住民票を置いた人たちが子育て世代として生き生きと生活されている。
・その場所の上のほうに6枚の休耕地が並んでいたところを1年に2枚ずつお借りして草刈りをし、肥料を入れて畑に作り直し春夏秋冬いろんな野菜を作っています。春は各種豆類、ジャガイモ、にんじん、葉物野菜、水田など。夏はナス、きゅうり、オクラ、ズッキーニ、トマト、タカノツメ、万願寺とうがらし、ピーマン、南瓜、スイカなど。秋には大根、白菜、丹波産黒豆、そして冬には各種の葉物野菜など25種類以上のいろんな野菜を栽培します。
・私たちは、そこで仲間たちと安全安心な農薬をできるだけ使わない野菜を栽培しています。決して無農薬でなければ・・・というものでもありませんが、消費者に届く顔を思い浮かべるとそういう野菜を作ろうと思います。そのほうが美味しいとも感じるからです。


◆ 伝えていきたいこと・信念 ◆

・出来た野菜は仲間の成長の証でもあります。だからお客さんにも喜んでいただけるのです。自分たちの成長は、お客さんの笑顔だと云うことを全員が感じて貰いたいと思っています。
◆ 今後の展望・夢 ◆

・私たちは福祉事業所だからお情けでも買ってくださいとは、一度も考えたことはありません。福祉系でも美味しくなければお客さんは買いません。私たちは野菜を買ってくださった方々のリピーターを望んでおり、それにはやはり味の整ったものの提供を目指していきます。決して奇をてらった野菜などではなく、色の濃いしっかりした野菜作りに邁進します。

・これからの農業はますます高齢者が増え、休耕地が今以上に増えると予測されます。私たちはそういう土地をほぼ無償で借り受け土地の有効活用を実施しています。
・当然そこにはその地域に精通した農家さんの知恵を欠かすことは出来ません。農家さんにも私たちもWINWINの関係を作らなければ、なりたたないのは自明の理。ただ高齢化した農家さんたちに過酷な労働を強いることはもはや不可能でしょう。だから若い者が新しい考え方を導入してゆくことが、私たち小規模の生産者の成功の基です。
・野菜を作る、それで加工品も含めて売るだけではなく、その地域一帯に農を中心に地域の真ん中で動けるものを作る必要があります。地元に加工所、野菜を使った食事処、ファーマーズショップ、流通拠点など地域のセンターに位置する事業体を私たちは目指します。
・それには京都府も力を入れるノウフク連携が欠かせないし、上述を実現するためにぜひとも必要なものだと理解します。


◆ その他アピールポイント ◆

・ぜひ多くの福祉事業者の方々 私たちの仲間に加わってください。
・ぜひ地元の農家のみなさん  私たちの仲間に加わり、諸々を教えてください。
・行政を含む多くの係わる方々 私たちの活動を見守り、ご一緒に取り組んでください。

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