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ミュア・ブルース

岡山県岡山市

ミュア・ブルース | ブルースファーム

原木しいたけ

【Hi there!!】 Hi everyone. This is Bruce Muir from Bruce Farm. I am from Vancouver, Canada. I am 45 years old. I live in Okayama city and work in Mimasaka. Living in Japan is very special. And I love working in nature. Thank you for your support. 【夫婦二人の夢】 カナダの大学できのこの細胞や成分などの研究をしていました。その研究から日本に興味を持ち来日。やさしい自然を求めて移住した岡山で、趣味できのこ研究をしていた妻と出会い、2016年にふたりで夢を実現させました。 木の養分を吸ってじっくり育つ原木栽培では、細胞が詰まったしいたけが生まれます。重い木を移動したり、自然環境に左右されて管理が難しかったり、大変な栽培ゆえに従事者が少なくなっている現実もありますが、「原木栽培だからこそ!」のものが作りたかったのです。 【ブルースファームについて】 ブルースファームは岡山県北部の美作市にあります。山が面積の多くを占める地域で、その山のひとつが私たちの生産拠点です。人家からも離れて鳥のさえずりが仕事のBGM。鹿や猪にも出合う山の中です。 一般に原木しいたけ栽培は山中にほだ木を並べて行いますが、ブルースファームでは木の伐採も自分たちで行い、植菌や仮伏という作業を経て、遮光シートで覆った程度の簡易的ハウスの中で栽培しています。 理由のひとつは虫対策。自然の中ではすべての虫を追い払うことはできませんが、ナメクジ除けや殺虫剤など一切使わず「できるだけ」害から防ぐためにこの方法をとりました。 もうひとつの理由は雨対策で、梅雨などの際には天井にビニールを被せます。長雨からほだ木やしいたけを守りつつ、乾き具合や生育状態を目で確認しながら、溜め置いた雨水・湧き水を適量与えて栽培しています。 ほだ木を包む澄んだ空気もまた栄養のひとつ、自然を恩恵として生産しています。 ●しいたけは木の栄養を吸収しますので、「どこの木を使っているか」は安全面で大事だと思っています。 ●環境に負荷をかけないように「植菌にはプラスチック封ではなくロウを使用してゴミを出さない」「農薬の類いは一切使わない」「資材の多くはリサイクル品で最小限」を心がけています。 【より美しくよりおいしい原木しいたけを】 生産を開始した当初、ブルースは「自然にまかせっぱなしではなく、作る人が手をかけるから“栽培”なのだ」といい、タイミングは自然にまかせながらも、手をかけ時間をかけて生産しています。 ブルースファームに十分な機材はなく、ほだ木を運ぶのも水に浸けるのもほとんど人力。そのため木を管理するのには2人では限界があり、1500本程度の小規模で生産を行っています。 収穫量は限られますが、クォリティに重点を置いた生産ができるという意味では理想的かもしれません。テスト栽培して納得した菌だけを選び、309、613、818などの品種を生産。その時々の収穫物をお届けしています。 【原木しいたけといえばブルースファームとなるように】 原木しいたけには旬があり、菌床栽培のような1年を通じての安定供給ができません。気候など諸条件によって状態も左右され、大きさや形も一定というわけにはいきません。そのためスーパーなどでは不揃いで不安定な原木より菌床の方が喜ばれるという現実があるようです。 しかし、自然と歩調を合わせながら育てる楽しみがあり、何より私たちは木と力を合わせるように発生する原木しいたけの姿が好きなのです。ただそれを見たいがために栽培しているというのも、あながちウソではありません。 応援してくださいね。 末永くお付き合いできるお客様とつながりたいと思っています。
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