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堀内孝一

岩手県釜石市

堀内孝一 | 合同会社堀内水産

ホタテ、ホヤ、ウニ、アワビ

◆釜石は「鉄と魚とラグビー」のまち◆ 岩手県釜石市・三陸海岸中央部の釜石湾でホタテ、ホヤ、ワカメの養殖業を中心に営んでいます。 5-8月はウニ漁。11-12月にはアワビ漁。かご漁でタコやアイナメなども獲っています。 釜石は「鉄と魚とラグビー」のまち。  市のキャッチフレーズにもなっている、三陸・釜石の海で育った極上の海産物を、自信をもって皆様の食卓にお届けします。 ◆今年43歳◆ 今年43歳。地元生まれの地元育ち。19歳で漁師になりました。 祖父や親が養殖業を営んでいたので3代目になります。高校を出てから都会で仕事していましたが、子供のころから親しんだ自然を相手に仕事がしたくて釜石に戻り3代目となりました。 自然相手ですからこれでいいという100点満点の答えが見つからない終わりのない仕事です。 ◆豊穣の海◆ 黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかり餌となるプランクトンが多く発生する三陸海域。 釜石湾内には水質良好の甲子川が流れ込み、森のミネラル分を海まで運んできてくれます。 水温は最高で20℃(9月ごろ)最低で7℃(3月ごろ)と本州の中で一番低いエリアです。 このような豊穣の海で育った魚介類は旨みが凝縮していて味は最高です。 ◆漁師は「世界遺産」に…?◆ 高齢化が進み担い手がいなくなると漁師は「世界遺産」になってしまいます。 浜に元気を! 地域に活性化を!とボランティアや体験事業を積極的に受け入れてきました。 こだわりを持って作った生産物を以前から岩手県内や首都圏の居酒屋、飲食店に直送していて高い評価をいただいています。本物の味を一人でも多くの方に知ってもらいたいとの思いで浜の仕事をしています。 ◆ミニ知識◆ 釜石ではホタテ、ホヤ、ワカメ、カキなどが養殖されていますが、正確には「無給餌養殖」といって餌は与えません。海の栄養分だけで育ちます。海を汚さない非常にエコな養殖です。 養殖用のロープに種や稚貝を付けておくだけです。 成長過程で付着するフジツボやザラボヤ、シュウリ貝などの雑物を除去し、間引きをして成長を促しますが、餌は海中にあるプランクトンです。 時々、「養殖の餌は何ですか?」と質問を受けますが「大自然のミネラル分です」と答えています。
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