熊本県天草市
筒井洋充 | 天草農工房ふぁお(narino)
べにばえ,不知火(デコポン),パール柑:文旦,甘夏,八朔
【天草農工房ふぁおの筒井洋充です】
fao agrocommunication/天草農工房ふぁおの筒井洋充です。
東京都出身で、熊本県天草市に住んでいます。農園は、天草の上島にあり、北には有明海の向こうに雲仙を望めるところにあります。
【45歳の時に果樹農家になろうと決意】
30代半ばから定年のない仕事・デスクワークではない仕事を目指して模索し、果樹農家になろうと45歳の時に23年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、2年間小豆島でオリーブ栽培を学びました。3年目に自分の農園を持とうと農地を探しましたが、果樹はなかなか難しく小豆島では農地を見つけられていませんでした。しかしオリーブでの縁から天草の生きた農地を借りられることになったため、天草へ来て不知火(デコポン)を中心とした柑橘で就農することにしました。
【デコポンの生産量は全国で一位の熊本県】
熊本県は柑橘栽培が盛んでデコポンの生産量は全国で一位です。天草は温暖であり、海に囲まれ潮風に包まれ、熊本の中でも柑橘栽培が盛んなところす。以前は甘夏が一世を風靡し、そのころに建てられた大きな農家の家は甘夏御殿とも言われています。その天草でも私の住む有明地区では、甘夏から不知火(デコポンとしても販売される品種)栽培に主体が移り現在に至ります。
こうした天草の中で運良く生きた畑を受け継ぎ柑橘の栽培をしていますが、不知火、肥の豊(不知火の改良品種)、べにばえ、パール柑が主力の品種で、僅かながら温州みかん、天草晩柑、晩白柚、甘夏、八朔、伊予柑も栽培しています。
【より良いものを目指して】
生産した果実の多くは市場流通での出荷となっておりますが、直接販売もスタートしています。直接お客様へお届けするからには「美味しい」と思っていただけるもの、安心して食べていただけるものを育てていきたいと思っています。まだ経験年数は浅いですが、天草の気候にも助けられ「美味しい」との声は聞かれるようになって来ていますが、より良いものを目指して工夫と探求を続けていきたいと思っています。
【地域の生産者と協力して「サスティナブル」に】
■「持続可能な農村」を目指す取り組みの概要
高齢化率39%を超える「超高齢社会」の天草では、人口減少が進んでいます。どんどん小さくなっていく地域をどのように存続させるかは、地域にとって重要なテーマです。
新型コロナウイルスは、私たちの生活や価値観に大きなインパクトを与えました。従来の「簡単」「便利」「効率」を重視したライフスタイルは、限界を迎えつつあるのかもしれません。
「これからもずっと続けられる社会」を目指すため、一見便利で効率的なライフスタイルの対極に思える天草で、恵比須丸(原田奨)と天草農工房ふぁお(筒井洋充:fao agrocommunication)は協力することになりました。
現役世代の私たちにとって、地域の存続は「誰かのための」きれいごとではありません。「私たちの」問題です。 たとえ不便で非効率でも、細く長く続けられるものを作り出していかなければならない。私たちは、そのように「持続可能な農村」を考えます。
『いつまでも 子供たちの笑い声が 響くまち」を目指していきます。
【天草へおいでください!】
園の名称は農園ではなく農工房としているのは、加工商品の展開、許可も取得した農家民宿、農業体験型サービスの提供なども考えてのことです。airbnb、ADDressへ登録しました!
みかん木のオーナー(収穫体験)もさらにパワーアップしていきます!
特定商取引法に基づく表記
筒井洋充さんの投稿
-
-
-
-
-
みんなの投稿
-
-
-
-
-