長野県下伊那郡松川町
関 貴浩 | マルヨ関農園
りんご、梨、洋梨
農園のプロフィールについて
大正12年に当農園が創立され、四代目の園主です。『医食同源』をポリシーに、南アルプスを望む雄大な果物の産地で環境にやさしい農業を目指し、味づくりのための土づくりにこだわり、特別栽培で安心・安全な果物を丹精込めて栽培しています。
長野県の松川町では、果樹栽培の歴史が100余年と長く、果樹栽培が盛んで一大生産地ですが、当農園は看板がありません。常連さんには「看板がない隠れた農園だね」と言われますが、一番は少人数の家族経営であるので接客が出来ないからです。訪れたお客様を一人一人大切におもてなしし、お客様にのんびりとした気持ちを味わってもらいたいと思っています。
自然環境に恵まれた『くだものの産地』
当農園は、中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷で標高645mのところにあり、一日を通して適度な温度差があり、中央アルプスの伏流水が地下に流れ、埴壌土で粘土質の赤土があるので、美味しい果物が栽培できます。
また、南信州のふじりんごは開花が早く、収穫が遅いので生育期間が長く十分に完熟させた状態でお客様にお届けできます。
有機肥料を使用した土づくり
土づくりは化学肥料を使わず、有機肥料のモグラ堆肥などを使用しています。化学肥料を使用すると大粒で形が良くなりますが甘味や濃厚な味わいを十分に引き出せないと感じています。
平成12年10月には、長野県エコファーマーに認定されています。
エコファーマーとは、堆肥等を使った土づくりと化学肥料・化学合成農薬の使用量を低減させる取組を一体的に行う計画を立て、その計画が県知事に認められた農業者のことです。
除草剤を使わない農地管理
雑草はすべての畑を草刈り機で除草作業しており、農薬を極限まで減らすために除草剤を使いません。
雑草は土の栄養になります。除草剤を使わず健康に育った雑草を刈ることで、雑草が枯れ、微生物が分解し、植物性の有機肥料となります。
有機肥料となった雑草を活用することは、環境や健康にも良く、安心・安全な果物を育てるのに役立ちます。
安心・安全・こだわりの『特別栽培農産物』
当農園では、昔から農薬を減らしてきましたが、確かな安心と安全をお客様にお伝えするために、「特別栽培農産物」の認証を平成12年8月から毎年更新しおります。
特別栽培農産物とは、農林水産省のガイドラインに基づき、認証機関が毎年の書類審査・現地視察等の厳しい審査をクリアし、認められた安心・安全な農産物のことです。
また、特別栽培農産物と同等の「信州の環境にやさしい農産物」の認証も毎年更新しております。
収穫した果物は、個人のお客様はもとより、学校給食、スーパー、直売所、八百屋さん、リゾート施設、レストラン、ケーキ屋さんなどに出荷しております。
お客様に安心・安全で美味しい果物をお届けできるよう、今後とも栽培技術などを磨いていきたいと思います。
特定商取引法に基づく表記
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