旬☆キヌサヤ&スナックエンドウ（共に固定種）☆たっぷりオトクに！

京都の桂川源流域の山紫水明の自然豊かな地域で、無農薬、無化学肥料で大切に育てたキヌサヤとスナックエンドウです。旬の時期の今だからこそ、たっぷりオトクにいかがでしょうか？ ▼品種 キヌサヤ（日本絹莢豌豆）、スナックエンドウともに固定種です。 ▼味の特徴・食べ方 ①キヌサヤ 風味豊かで滋味深い味わいが特徴です。 味と食感、彩りで、多様な料理に力を発揮してくれます。 和風で重宝することはもちろん、洋風も絶品です。 和風では、味噌汁など汁の実や、卵とじ、煮物、炒め物、天ぷら、手早くゆでて胡麻和えや辛子和え。洋風では、クリームパスタやたらこパスタに入れたり、キッシュにしても彩りきれいでおいしいです！（写真は、キヌサヤの洋風レシピです。本当にいい仕事してくれますよ！） 通常スーパーで見掛ける量は35～50gぐらいです。彩りに載せるぐらいの量しか手にしないキヌサヤですが、旬の機会にたっぷり多様な料理でお楽しみください！ ②スナックエンドウ 新しい野菜ですがこどもも大好きのスナップエンドウ。滋味深い甘みが特徴です。さっと塩ゆでしてポリポリ食べるのが一番ですが、コッテリとした中華風なレシピにも合います。お弁当の強い味方でもあります。 ▼数量、分量の目安 キヌサヤとスナックエンドウを250gずつ、合計500g ＊画像4枚目です。キヌサヤの方が1個あたりの重量が軽いので、多く入っているように見えます。 ＊スーパーに並ぶ通常のキヌサヤは1パック35～50gぐらいで販売されています） ▼栽培/生産方法、こだわり 桂川現流域（京都・大阪の淀川の源流）の山間地の、山が深く水が豊富な「山紫水明」の地域で有機農業をしています。アグロエコロジーの考え方に共鳴し、食べる人、作る人、そして未来世代の健康を考え、環境負荷をできるだけ軽減し、自然を生かす栽培方法を模索しています。 キヌサヤ・スナックエンドウは、当農場で種子から育て（薬剤処理をしていない種子）ました。肥料は、魚粉、ミミズ堆肥、うちで飼っているニワトリの鶏糞で作った肥料、近隣の落ち葉や選定樹の堆肥を使っています。 ▼商品概要 キヌサヤ・スナックエンドウは実は「緑黄色野菜」。栄養価が高いことで知られます。 ビタミンCをはじめとしたビタミン類や、老化やがんの抑制に効果的なカロテンを多く含み、抗酸化作用や免疫力アップが期待される野菜です。 そして、旬に一度にたくさん取れる（そしてあっという間に収穫期が終わる）野菜でもあります。 それでも、スーパー等で売られているキヌサヤやスナックエンドウは、少量で割高です。旬の時期でも、煮物の彩りに少量のせるぐらいで、そんなにたくさん味わう機会はありません。 旬の時期の野菜こそ栄養価も豊富で味も滋味深いものですが、短い旬は短いもの。あっという間に終わってしまいます。 私たちは旬の時期に、食べ手さんにも美味しい時期たくさん食べてもらいたいと思っています。そのため、こちらで量を多め・割安、で販売することにしました。 （*割高の理由は若莢で収穫するので手間暇がかかるからで、フェアな価格ではあると思っています。） さて、「エンドウ」の野菜としてのストーリーを共有させてください。 キヌサヤ、サヤエンドウ、実エンドウ、スナップエンドウ（＝スナックエンドウ）･･･これらは全て「エンドウ（豌豆）」です。 品種が多いエンドウは、大きく分けて莢（さや）ごと食べるもの、種実を食べる品種があります。前者がキヌサヤやサヤエンドウ、後者がグリーンピースや実エンドウです。 サヤエンドウで一番柔らかいのが、若莢（さや）を食べるキヌサヤ。未熟なうちに収穫し、薄く柔らかい食感を楽しみます。手間がかかるので割高、「高付加価値商品」と呼ばれるゆえんです。キヌサヤっていうと「煮物やちらし寿司にペラっと載ってる」ぐらいで、たっぷり食べる印象がないのも、そのためかもしれません。とはいえ、実が膨らんだ状態は柔らかく、甘みものっておいしくて、食べ応えも料理のしがいもあります(笑)。私たちからお送りするのは、料亭で出るような小さいものから、少し大きく育ったキヌサヤも含まれています。同じキヌサヤでも、成長段階によって味の濃さの違いをお楽しみいただければ幸いです。 スナップエンドウは、中の実が大きくなっても、サヤが柔らかく食べられる品種としてアメリカで開発され、近年ポピュラーになりました。スナップ（ポキッと折る）して食べる豌豆、が由来です。それがいつの間にか「スナック（おやつ）みたいに食べやすい豌豆」の意も込めてスナックエンドウと呼ばれるようになりました。 エンドウは「最古の栽培作物」と呼ばれる野菜。原産地は明らかではないのですが、地中海沿岸から中近東ではないかと言われています。 欧米諸国では、中世までは乾燥させた実を穀物として食べていたようです。日本列島に中国経由で伝来したのは奈良時代とされますが、広く栽培されるようになったのは江戸時代から。また日本での栽培も実を穀物として栽培する方が一般的で、若い（未熟な）状態で収穫し、莢ごと食べるようになったのは比較的最近のことです。平和な時代だからこそ栽培し、食すことができる代表的な野菜だと思います。いろいろな食べ方で楽しんでいただければうれしいです。