【広島県産レモン今年の作柄】 2023年１月２４日から２５日にかけて強い寒波が襲来しました。２４日の日が落ちたころから県内の島しょ部や沿岸部ではマイナス２℃が１２時間以上も続き、低温により果実が腐ったり樹体への枝枯れの被害が発生し、樹勢が衰弱している状況です。また、猛暑日が続き、さらに雨が少なくレモンの樹勢が弱り枝や葉が枯れ込む被害が出ましたが、無事に乗り越えることができました。レモンが早く健康で元気な樹体に戻るよう、日々農作業に励んでおります。 【品種の特徴】 ①「リスボンレモン」 果重は、100gから150gと大きく、酸味は約8.1％と高い。果汁が多くて酸味も強く、さわやかな香りをもっている品種。皮は、料理や和菓子、果汁は、お酒など、様々な場面で利用されています。 【産地の特徴】 　広島県呉市下蒲刈町は、年平均気温が15.5℃以上と温暖で、周りを瀬戸内海に囲まれているため年間の温度差が少なく（冬暖かく、夏涼しい）日照時間も豊富なため、レモンの栽培に適しています。栽培されているレモンは、ミネラル豊富な谷川の水で栽培をしています。レモンの木には、ミネラル豊富な谷川の水を与えているため果実の太りがはやく、大きく、ジューシーなレモンが人気です。 【栽培・生産のこだわり】 　レモン栽培の基本は「土づくり、根っこづくり」です。レモン園では、昔から島で継承されている土づくりの方法に取り組んでいます。海岸へ打ち上げられた海藻（ホンダワラ）を集め、それを乾燥させた後で畑の土に入れてよく混ぜます。また、ミネラルやアミノ酸などを豊富にふくんだ牡蠣ガラを施しています。また、レモンの根は、酸素の要求量が多く、土の中で活発に呼吸をしています。そこで、堆肥を入れて土を柔らかく、水はけが良好で、過乾燥になりにくい状態に保ち、根が伸びやすい土づくりをしています。近年は、長雨や夏秋期の高温・乾燥により有機物の分解が激しくなっているため、有機物の投入を積極的に行っています。 ▼数量、分量の目安 約25個〜30 個　ゆうパック80サイズ 【栽培・生産方法、こだわり】 　レモン栽培の基本は「土づくり、根っこづくり」です。レモン園では、昔から島で継承されている土づくりの方法に取り組んでいます。まず、２月になると、海岸へ打ち上げられた海藻（ホンダワラ）を集めます。それを乾燥させた後で畑の土に入れてよく混ぜます。また、ミネラルやアミノ酸などを豊富にふくんだ牡蠣ガラを施したりします。 　さらに、レモンの根は、酸素の要求量が多く、土の中で活発に呼吸をしています。そこで、有機堆肥を入れて土を柔らかく、水はけが良好で、過乾燥になりにくい状態に保ち、根が伸びやすい土づくりをしています。 　また、近年は、長雨や夏秋期の高温・乾燥により有機物の分解が激しくなっているため、有機物の投入を積極的に行っています。 【安全へのこだわり】 　レモン園にミニヤギ（トカラヤギ）を放牧して除草をして除草剤やワックス、防腐剤は不使用なので安心してお使いください。また、農薬は使わずにレモンを育てています。病害虫が発生する原因として、①病害虫自体の発生⓶環境要因③栽培管理の不手際が考えられます。 　病害虫被害を防ぐために、果実を傷つけないようにトゲや枯れ枝をハサミで切ってとりのぞく手作業や夏に葉の裏表を水で洗い流して、害虫の多発や繁殖を防ぐようにします。また、かいよう病を防止するために、病気が発生した枝・葉・果実、枯れ枝は徹底して手作業で取り除いています。 【レモンの保存方法】 （１）丸ごとレモンを保存 ①レモンは、洗わずに1個ずつラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ入れます。 （２）残ったレモンを冷凍保存 ①レモンをスライスし、重ならないようにラップに広げて包む。 ⓶ラップしたレモンを冷凍保存袋に入れて冷凍室へ入れます。 （３）果汁を絞って7製氷皿に入れて冷凍して凍らせて使います。 【発送について（お願い）】 　※島の郵便局は、土日がお休みのため、レモンの発送は月曜日から金曜日の発送になります。配達希望日はできませんが、希望時間帯の指定は可能です。