すべて、使いやすい250gのパックです!
在庫のない場合の発送は麹ができ次第です。その場合2週間弱かかることがあります。
【品種】※こちらは玄米麹です
自然農園マユコベの旭一号を使用しました。旭一号という品種は今から100年以上前の明治時代にある一人の農民によって発見されました。自身の田んぼの稲がたくさん倒れている中に、2株のみが倒れずにしかも大粒の実をつけていました。このたった2株の実を種として残し、それを自分だけのものとせず、西日本を中心にその貴重な種籾を惜しみなく配りました。その結果、発見から約30年後には日本で最も多く育てられたお米となり、それは現代のコシヒカリ(コシヒカリBLを含む)の作付面積よりも多いほどです。味は素晴らしく、その後のお米の品種にも多大な影響を与えました。コシヒカリやササニシキなど近年食されている多くの品種は、西日本の「旭」と東日本の「亀の尾」が元となっています。その後の旭は農家が化学肥料や農業の機械化を進める際、育てにくい品種とされ、急速に作付けが減りました。旭の食味はいつの時代でも人気がありましたが、農家の栽培の都合で廃れてしまいました。現在は自然栽培や有機栽培の西日本の農家を中心に大切に育てられています。
そんな貴重な「旭一号」は100年以上前から、脈々と農家の間で自家採種を続けられています。今回の麹はそんな旭一号を贅沢に100%使用した生麹です。
肥料や農薬、動物性堆肥に頼らない「自然栽培」で育ちました。
【麹つくりスケジュール】
春以降は、ご注文やリクエストに応じて都度多めに仕込んでいきます。白米麹と玄米麹が同時に出来上がります。
量によってはタイミングよくご希望に添えない場合がございます。
【麹つくり】
香川県観音寺市室本地区にある入江麹製造所さんで麹にしていただいています。
こちらの麹屋さんは数百年の歴史をもち、いまなお伝統的な室蓋で麹作りをしています。室本地区では昔「麹特区」があり、10数軒の麹屋が競い合い、技術・歴史を重ねてきました。麹にまつわる神社も存在し、700年前の文献にも登場するようです。
麹屋に言わせると、コシヒカリのような現代品種よりも、旭、神力、ササシグレのような昔のあっさりした品種のほうがずっと麹に向いているとのこと。
【発送時の状態】
生麹は常温や冷蔵で放置しておくと、どんどん分解が進み、力をなくしてしまいます。できたての麹を真空冷凍にしてお届けします。
※あえて、ふわふわの板麹ではなく、ぱらぱらにばらかせています。
『解凍は使う前日に冷蔵庫で自然解凍してください』
スーパーなどで目にする乾燥麹とは、甘酒つくりなどで甘さをひきだす力(糖化力)まるで違います。
お味噌作りや、甘酒、塩麹にほんものの生麹はいかがでしょうか。
【楽しみかた】
甘みのしっかりした麹ですので、子供たちもそのままパクパク食べてしまいます。
香りを楽しんで頂く為に、出来立てはぜひ甘酒にしていただくことをおすすめします。その甘酒をお菓子作りなどの甘みにつかってみてください!
【量の目安】
レシピとしては、麹250gが甘酒一回分だとお考えください。
塩麹や醤油麹も250gくらいが作りやすいかと思います。
食品表示: 製造は麹製造会社です。
- 食品表示
- 製造は麹製造会社です。
- 保存方法
- 冷凍庫240日/冷蔵庫45日。
一度開封した場合、残りは冷凍をおすすめします。