しあわせ野菜畑の「オーガニック野菜セット」には、季節ごとの旬のオーガニック野菜が入っています。 今の時期にはどんな野菜が入っているか知りたいという声をいただき、「月別野菜セット」を作りました。 この商品案内では１月にお届けできる野菜の紹介をしています。 しあわせ野菜畑の「オーガニック野菜セット」と商品的には同じですので、どちらで購入していただいても結構です。 「月別野菜セット」のサイズはＭサイズです。 通年の「オーガニック野菜セット」には、Ｓサイズ、Ｍサイズ、Lサイズを用意してあります。 Ⅼサイズは９～１２袋「３～４人家族５日分くらい」、Ｍサイズは８～１０袋「２～３人家族５日分くらい」、Ｓサイズは６～８袋「２～３人家族４日分くらい」をご参考の目安にしております。 ※しあわせ野菜畑の野菜は有機ＪＡＳ認証、ＪＧＡＰ認証のオーガニック野菜です。量は多くありません。ご理解の上、お求めください。 　●　１月のオーガニック・しあわせ野菜セット　● 明けましておめでとうございます。 静岡では冬でも露地栽培で野菜が育ちます。 ハウス栽培や温室栽培ではなく、太陽の下、寒風の中で育った元気な野菜です。 冬に露地栽培で旬のオーガニック野菜をお届けできるのは限られた地域だけです。 冬の野菜は寒さから身を守るために、細胞内の濃度を高めるので、味がとても濃くなります。 冬ならではのオーガニック野菜の味をお楽しみください。 冬の野菜は、大根や白菜などの大型野菜が多く、９月１０月の秋の端境期、４月５月の春の端境期と比べると野菜の量が多いです。 【白菜】 白菜は農薬を使わないと虫だらけになります。また、化学肥料を使わないと大きくなりにくいです。そういった点で、白菜は他の野菜と比べてオーガニックでの栽培が難しい野菜です。 ポイントは畑に植える時期です。オーガニック白菜の植え付け適期はとても短く、９月下旬の７日間くらいの短期間に植えます。収穫は12月から3月までです。３月になるとトウが立って花が咲いて菜の花となります。１月が一番おいしい旬の時期です。　 品種の選択も重要です。白菜とはいうものの最近は切った時に中の葉が黄色い「黄芯系」がほとんどです。スーパーで切って販売する時に、野菜棚の蛍光灯の下では黄色い方がおいしく見えるからです。 黄芯系はフワフワしていて柔らかいのですが、オーガニックで育てると隙間に虫が潜り込んでしまいます。そこで、しあわせ野菜畑では切った時に中が白い「白芯系」の品種を使います。芯が白い昔ながらの白菜は、味がしっかりしていて、煮くずれしません。繊維も多いので体にいいです。栄養的にも黄芯系よりお勧めです。白いから白菜です。 【大根】 同じ野菜でも季節によって味が変わります。大根は冬が一番おいしい季節です。大根の上と下でも 味や食感が変わります。おでんにするには下側を使わないと煮くずれします。 しあわせ野菜畑の大根は細胞が緻密で、煮込むと旨味が違います。 【紅心大根】 紅芯大根は1972年の日中国交回復後に青梗菜やターツァイなどと一緒に中国から紹介された野菜です。外側は普通の丸ダイコンなのですが、名前の通り、中が鮮やかな紅色をしています。 サラダにすると映えるので、飲食店さんなどに人気です。 赤いのはアントシアンで、酢漬けなど酸につけると見た目がとてもきれいで、子供さんも喜んで食べるようです。 【コマツナ】 小松菜は虫も大好きで、温室やハウス栽培では密植していて農薬を使わないで育てることはできません。 露地栽培でも４月から９月の間は虫だらけにるので作れません。１年中出回っている小松菜ですが、オーガニック小松菜を食せる時期はとっても短いのです。 露地栽培のオーガニック栽培の小松菜は緑色が濃くて、葉肉が厚くなります。スタッフが家で味噌汁にしたら、子供さんが「お母さん、この小松菜は味がするね」と言ったそうです。 皆さんの食べている小松菜は味がしていますか。 【ホウレンソウ】 野菜は原産地の気候に近いほど野菜本来の個性を発揮します。ホウレンソウの原産地である西アジアのペルシャの地は高原地帯で冬は氷点下まで下がります。1年中出回っているホウレンソウですが、おいしい旬の季節は冬です。 冬の寒風の中で育っているホウレンソウは、ふるさとのペルシャを思い出しているのでしょうね。 【サツマイモ】　 サツマイモは収穫してしばらく保存してからの方が貯蔵でんぷんが糖化するので美味しくなります。 土の中で育つ根菜類は有機栽培をしたときの味の違いが分かりやすいです。ぜひ、当園のサツマイモでオーガニック野菜の美味しさを感じてください。品種は「紅はるか」です。 【ニンジン】 しあわせ野菜畑のニンジンは粘土質の土で育ったので、味がとっても濃いです。 オーガニック栽培ですので除草剤をかけたり、土壌消毒をしていませんので皮付きで食べられます。 皮付きの方が旨味が良くわかります。 【カブ】 オーガニック栽培のカブは細胞が緻密で、味が濃いのが特徴です。甘味があります。 大根と違って、煮込みすぎないで短時間で加熱してください。フライパンで加熱するのもお勧めです。 【ケール】 苦みが少なく、生でも、炒めても、おひたしにも 。ほうれん草やキャベツと同じように調理できます。塩を入れてさっと湯がいておひたしやソテーにしたり、油との相性がいいので他の食材と一緒に直接炒めたりして下さい。生のままサラダにしてもおいしいです。 【スティックブロッコリー】 しあわせ野菜畑のスティックブロッコリーは「静岡セレクション」認定野菜です。 茎の部分に甘みがあります。茹でてサラダやスープにしたり、炒めても美味しいです。 【その他】 ラデッシュ、、ジャガイモ、カラーニンジン、カラシナ、キクイモなどもお届けしています。