シャインマスカット」×「ジーコ」を交配し、外観は「ジーコ」によく似ていて、漆黒の「シャインマスカットの息子」になります。着色良好で、根元まで紫黒色になります。 脱粒もなく、果皮もしっかりしていますが、渋みがなく、皮ごと食べられる。糖度は18〜21度と高く、コクがあり食味良好。ややマスカットグラム（30×24mm）になり、紫黒色である。交配の親は「シャインマスカット」×「ジーコ」である。外観は「ジーコ」によく似ていて、期待していた黒い「シャインマスカットの息子」が誕生した。着色良好で、根元まで紫黒色になる。熟期は8月下旬～9月初旬である。 　2009年に交配した61粒の一つ。裂果は見られない。2015年に「シャインマスカット」に準じてジベ処理し、種なし化に成功した。「ジーコ」より果軸がしっかりしていて日持ちが良く、9月末まで保つ。脱粒しない。果皮もしっかりしているが、渋みがなく、皮ごと食べられます。糖度は18〜21度と高く、コクがあり食味良好です。ややマスカット香があり、ほのかではありますが上品なマスカット香りがお楽しみいただけます。また、肉質はなめらかです。 　「オリエンタルスター」「マスカットビオレ」「ウインク」「ブラジル」「オルフェ」「ジーコ」など、数多い欧州系黒ブドウ品種の中で、本種は裂果がなく、マスカット香があり、種なし、皮ごと食べられるのが魅力であり、糖度が高く、もっとも食味がいい。香がある。ほのかではあるが上品なマスカット香です。

2023年8月19日追記

今年は、一層、手間と時間と労力を掛けて、丹精込めて栽培できました。