“大根屋”を自認する農園晴晴のほこりをかけたいぶりがっこです。 食べきり100ｇを１パックに入れ、合計３パック。 〇やわらかい大根を納得の燻しで 　漬物には白首大根を使いますが、なかでも肉質が柔らかく歯切れよく漬けあがる品種を栽培しています。収穫した大根を、サクラなど広葉樹のまきで燻します。ここが腕の見せどころ。サクッパリッとした食感、そこはかとなくスモーキーな風味に仕上げるため、温度や湿度を見ながら火力を調整。１週間ほどかけてじっくりと、付きっきりの火の番をして燻し上げます。 〇男鹿半島産の塩を使用 　塩にこだわりがあります。本県で高級品として知られる、うま味の強く出る逸品。一般に使われる並塩よりもまろやかに味を仕上げてくれる漬物の最強の味方です。 〇てん菜糖を使用 　ミネラルがいっぱい。血糖値の急な上昇がしにくい。体を冷やしにくいとされる。てん菜大根を原料とした砂糖です。 昨年秋の大根は豊作でした。収穫は腰が痛くなってくじけそうでした。栽培する人が減る重量野菜ですが、「俺たちがやらなきゃ誰がやる」という思いで気合を入れ、良い原料を漬け込むことができました。前季までの漬け原料を見直し、厳選した塩と砂糖で、よりおいしくなった当園自慢のいぶりがっこです。