7月のオーガニック野菜セット（クール便）

●　７月のオーガニック野菜　● 【　ナス　】 ナスの語源は「夏の実」で、漢字では茄子と書き、　愛知より東では「ナス」、三重より西では「ナスビ」と読みます。 品種はタキイ種苗の「筑陽」です。 近年猛暑の夏が多く、夏が好きなナスでも元気をなくすことが多く、その中では筑陽は夏に強い品種です。 【　ヒモナス　】　 別名を「ヘビナス」といいます。 デリケートな性格で、風が強かったり、葉が虫にかじられたりすると、びっくりして本当のヘビのように曲がってしまいます。 とても美味しいのですが、スーパーでは見かけません。 大きさがそろった規格品でないと市場流通ができないからです。 ヒモナスは油との相性がよく、肉質が緻密で、麻婆ナス、夏野菜カレー、味噌炒めなどにすると、ふわっとして口の中でとろけます。 【　ピーマン　　】　 品種はタキイ種苗の京みどりと言います。タキイ種苗のピーマンには京まつり、京鈴、京波、京ゆたか、京ひかりと「京」という文字がついています。 伏見トウガラシとか万願寺トウガラシなどがありますが、京都の人はピーマンが好きなのでしょうか。 【　空芯菜（エンツァイ）　】　 東南アジアが原産の空心菜は蒸し暑いのが大好きで、７月になると、どんどん大きくなります。 夏に無農薬で葉物野菜を育てるのは、とても難しいのですが、空心菜は少しくらい虫に食べられても、それを上回るパワーで成長していきます。 空芯菜は疲労回復に効果があります。 美味しい食べ方は油いためです。 オーガニック・ニンニクと一緒にお届けしますので、たくさん食べて夏を乗り切ってください。 （　付け足し　） しあわせ野菜畑の農場は生物多様性に富み、いろいろな動物がやってきます。 初めて空心菜を育てた時に、いつまでたっても大きくならないのでなぜだろうと思っていたら、カモシカが食べていました。 それからは、電気柵で空芯菜をカモシカから守っています。 【　バジル　】　 バジルはイタリア語ではバジリコです。 故郷はインド、アレキサンダー大王の東方遠征などをきっかけにギリシャやイタリアにもたらされました。 香りに食欲増進効果があります。熱に弱いので、料理の仕上げに加えるのがコツです。 【ズッキーニ】　 ズッキーニのピークは7月で、畑はズッキーニの黄色い花で埋め尽くされてます。 ところが梅雨明けと同時に一挙に収穫量が減ってきて、8月にはほとんどとれなくなります。 野菜の旬はとても短いのです。 【ジャガイモ】　 　 ジャガイモには、3月に植え付けをして6月に収穫する「春ジャガ」と、9月に植え付けをして11月に収穫する「秋ジャガ」があります。 北海道では5月頃に植えつけ9月から10月頃に収穫しますが、最近は北海道でも夏が暑くなりジャガイモ生産が大変になってきているようです。 当社のジャガイモはオーガニックで農薬も除草剤も使っていません。皮付きのまま皆さん食しています。 【オクラ】　 オクラは暑いのが大好きで、栄養も豊富で、外国でもたくさん食べられています。 当社ではオリンピックで来日する選手の皆さんにオクラを食べてもらおうと、地元の小学校と連携してオリパラ・オクラ・プロジェクトを3年前から進めています。 福祉との連携で地元の障がい者支援事業所に収穫を依頼しています。 【キュウリ】 　 露地栽培での夏のキュウリ栽培は意外に難しいです。 キュウリはアーチを作ってツルを上に伸ばしますが、ュウリには地上１ｍや２ｍにまで水を吸い上げる力はありません。 そこで、水を吸い上げる力が強いカボチャを台木にしてキュウリを接ぎ木します。 根が違えば味も異なります。 当園のキュウリは接ぎ木ではない自根苗です。 自根苗はキュウリ本来のかすかな甘みや香りがして、食感が優しいです。 ●　月別野菜セットのご紹介　　●　　 オーガニック野菜は、旬の時期にしか育ちません。そのため、季節によってお届けできる野菜は大きく異なります。 月別オーガニック野菜セットは、それぞれの月にどんな野菜が届くのか詳しくご紹介しています。 　　通年でご案内している「オーガニック・しあわせ野菜セット」で頼んでいただいても結構です。どちらで頼んでいただいてもその時の旬の野菜が届きます。 ●　商品のバリエーション　　● ①　Ｓセット（６～８袋） ②　Ｍセット（８～１０袋） ③　Ｌセット　（９～１２袋） ④　シェフ・Ｓセット　・・　規格外野菜が入った増量タイプです。 ⑤　シェフ・Ｍセット　　・・　規格外野菜が入った増量タイプです。 　　 ※　シェフセットは、規格外野菜が入ったり簡易包装を利用することで野菜を増量しました。 全部が規格外野菜というわけではありませんので、お使いやすいです。 飲食店ではない一般のご家庭でも購入可能です。 ●　　オーガニック農園　しあわせ野菜畑の紹介　　●　 静岡県掛川市にある約６ヘクタール（東京ドーム1.5個分）の自社農園で年間50品目のオーガニック野菜を育てています。 オーガニック野菜は日本の０．２％の畑でしか作られていません。「栽培期間中農薬不使用」とか「無農薬野菜」と書かれていても、有機ＪＡＳ認証を取得していない野菜はオーガニック野菜ではありません。 しあわせ野菜畑の野菜は有機ＪＡＳ認証を取得している本物のオーガニック野菜です。 広大なオーガニック農園は生物多様性に富み、農林水産省の「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門で表彰されました。 メディカル青果物研究所による成分分析では、調査した野菜には、免疫力を高めるのに効果があるとされる「抗酸化力」が普通の野菜の平均値よりも高いとの診断が出ています。 温暖な静岡ではハウスや温室栽培ではなくても冬でも露地栽培で野菜が育ちます。太陽の光をたくさん浴びて育つ元気なオーガニック野菜を1年中お届けしています。