青森県八戸市
水野浩司 | 南風農園 ~since2006~
有機人参、人参ジュース、有機馬鈴薯、有機ニンニク、有機大豆
南風農園の水野浩司です。埼玉県出身。青森県八戸市南郷在住です。
有機JAS認証を全ての畑で所得しています。(栽培時、農薬・化学肥料は一切使用していません)
農園名の由来は沖縄の方言「南風(ぱいかじ)」に由来しています。沖縄で旅したときに感じた、暖かい風に吹かれて幸せが運ばれてくるイメージからお客様へ幸せな風を吹かせたいと思い名づけました。
【オーストラリアの大自然の中、「農」に目覚めた】
20歳のとき。ワーキングホリデービザを利用してオーストラリアで1年間過ごしました。それまでは、ごく普通に東京に憧れる若者だったのが
太陽の下で農場労働に汗をかいてはビールをあおる心地よさ、
アボリジニの民族音楽、
ファイヤーダンス…!
2010年に、「青森のおばあちゃんの牧場で畑をやってみないか」と奥さんの母より提案をうけ、翌年2月に現地を訪れました。そして、その土地の景観と気に惚れこみ移住を決意しました。
『まるでオーストラリアのようだ!!』と楽しすぎた当時の思い出が胸の奥から打ち上げ花火のように発射されたことは忘れられません。
【野菜が物体じゃなくなった】
土地との相性、初期の設備投資、馬のいる環境などを検討した上で、栽培品目を人参に絞り込みました。有機農法で微生物が棲みやすい環境作りを目指しています。人参の他にはじゃがいも、大豆、ニンニク、八戸伝統野菜糖塚きゅうりも栽培しています。
就農して5年くらいは、野菜をつくって届けることの責任に押しつぶされそうになったり、野菜を届けた先のお客さんが喜んでくれることの幸せに気づかず、苦しみしか見えなかった時期もありましたが、そんなときはいつもお客さんに励まされて逆に元気をもらいました。
今は、このすばらしい土地を耕し、人参と向き合うことができて、その人参が誰かを喜ばせている。そのことを幸せだと感じるようになりました。
人参が、人参という物体ではなくなりました。作物にはつくった人の魂が乗り移るんだと感じています。僕らのつくった人参を食べた人たちが、今僕らに語りかけてくれています。
「自然と共生し、感動を生み出す場」として開いていきたい
農は自然から生まれる。その農から食が生まれる。
食は健康を育み、感動を生み出す。
僕らは南風農園を農業という枠でくくらずに、”自然と共に生き、感動を生み出す場”としてお客さんたちに開いていきたいと思っています。
特定商取引法に基づく表記
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