大分県宇佐市
吉川優秀 | 株式会社吉川園芸
大玉フルーツトマト、黄美香メロン
今まで食べたトマトの中で一番おいしいトマトに衝撃を受け、師匠にハウスを借して頂いて、栽培し始めました。
大分県の北部、国東半島の付け根に位置する宇佐市でのどかな田園に囲まれながら、”大玉フルーツトマト”と”黄美香メロン”を水耕栽培で育てています。
美味しいものを作る技術を学び、良いものを東南アジアへ広げることを目標に日々邁進しています。
【私のトマトの”おいしい”基準】
美味しさは地域や文化によって影響され、人それぞれ感じ方が違います。
以前、日本のお米(コシヒカリ)を何人かのミャンマー人に食べてもらったときに、粘質で柔らか過ぎておしくない、トマトはもっと硬くて酸味があったほうがいいなど、食文化の違いによる美味しさの感じ方の違いを実感しました。
国同士の違いだけでなく、南北に広がる国土と四季折々の日本国内でも美味しいものが溢れ、何を美味しいと感じるかは多種多様だと思います。
そこで、私の考えるトマトのおいしさを定義すると
⑴ 独立した基本味である ”うま味”、”糖度”、”酸味”がバランスしたコク
⑵ 分厚い果肉とジューシーなゼリーが食べ応えのある食感
⑶ 重厚感のある独特な芳香
となり、この3要素が良い食味のトマトだと考えています。
*”糖度が高い=美味しいトマト”では無く、糖度は美味しさを感じられる一つの要素です。
最後に、
農産物なので美味しさは季節により、変化します。
お客様のご感想として、「前に食べた方が甘い」、「今回のトマトは小さい」、「今回は味が薄い」など、持たれる方がいらっしゃると思います。生産者として、天候に合わせて安定的に同じ品質で作る技術を持つべきだというお声は重々承知しております。その時期毎に美味しく、適正な価格で作れるようにベストを尽くしますので、その点ご留意頂いた上で評価して頂ければ幸いです。
【甘い!大きい!分厚い!どんなトマト?】
フルーツトマトといえば、ミディトマト(30~60g)やミニトマト(10~20g)が主流となっていますが、当農園では大玉トマトを作っています!
1玉あたり80~180gの大きいトマトで、こぶしサイズの250g以上のトマトが取れるときもあります。
通常のフルーツトマトは水を与える量を減らしてストレスをかけて甘くしていますが、土を使わない水耕栽培のため、養液中の必要な栄養と水分を吸い、実が大きく育ちます。
養液中に ”塩” と海産物由来の ”微生物” を用いることで、芳醇な香りと爽やかな味わいのあるフルーツトマトです。ミニトマトや中玉トマトではなく、旨味成分の多い大玉トマト(桃太郎ヨーク)に塩で適度なストレスをかけているので、1玉に凝縮された酸味と甘みのある果汁や分厚い果肉が特徴的です。
【糖度の目安】
糖度は時期によって変わりますが、7以上を基本としております。
季節別の糖度の目安として
●11月~1月 糖度7~9%
酸味が多めで果肉が分厚め。
●2月~3月 糖度7~10%
皮が薄めで程よい果肉の食感。
●4月~6月 糖度7~11%
正直、一番おいしい時期です。
【珍しい黄金メロン】
黄色のネットが入ったメロンで、スーパーには出回りにくく、栽培が難しい品種ですが、味は抜群です!
通常のアールスメロンやアンデスメロンに比べて、果皮が薄いため、切る前の状態でも黄美香特有の芳醇な香りが
食欲をそそり、熟すまで待ってられないお客様も多いです!
特定商取引法に基づく表記
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