今、大清農園では摘果作業をしています。
摘果作業の主な目的は、果実の大きさを揃えることと、来年も実をつけさせることです。
また、みかんの味を調整する目的もあります。
みかんの木に果実が付きすぎると、木に負荷がかかるので全体的に小玉果になり、その次の年はその木に果実が実りません。
逆に摘果しすぎると、次の年は果実が実るのですが、
果実を落とすわけですから、今年の収量が減り、養分が残りの果実に行き届くので、大玉果になります。
摘果には”粗摘果”と”仕上げ摘果”があり、主に粗摘果は6〜8月に行い、仕上げ摘果は9月頃から行います。
粗摘果は葉果比15:1(葉15枚に対して1果)、仕上げ摘果は20〜25:1を目安に行っています。(1枚1枚数えるということはせず、経験と感覚でこれくらいだな、とやっています笑)
わが園地には約4000本ほどみかんの木があるので、少し気の遠くなる作業ですが、みかんの品質、来年の着果量を決める大事な作業ですので、1本1本丁寧に行っています(*´-`)
長文失礼しました(^^;