割れやヒビなどなく無事届きました。
一圓農園さんには、個人的にお泊まりさせていただいて、鶏たちがどんな環境で育っているのかまで知っちゃってますし、もちろん現地の料理屋さんで新鮮な卵かけご飯なども食べてますので、まぁありきたりに美味しかったと書くのもフェアじゃないのですが、お取り寄せの特権ということで、食べ比べしてみました。
と言っても、相手は近所のスーパーで買った某有名ブランド鶏の卵と、もう一つは単なる「平飼い」と謳った卵なのですが。
土佐ジローの卵のサイズと、それにしては比率の大きな黄身の量とで、右上なのは見慣れればすぐに分かるでしょう。
で、肝心のお味。
はじめ、だし醤油を軽くかけて食べ比べまして、え? いやいやそんなことあるの?
で、だし醤油の味に誤魔化されないように、次に口に直落としで食べ比べ、確信しました。
卵自体に奥深いコクと旨味、更には特有の風味がある。
はじめ、ん? コーヒー? と変な連想をしました。
もう一度食べて輪郭がはっきりしました。
この香りは、よく干した布団に似た、清潔にしてる鶏さんの、よく日に当たった羽が、ふっと通りすがりに漂わせる残り香だ、と(主観的な感想です)。
気になる子が通りすがりに残すシャンプー? の香りにうっとりするような、そんな感じ。
まぁ、この香りたとえはともかく、パッと口に含んでまず変な臭みがない、は当たり前、そこから時間差で来ます。
濃厚な、コク、旨味(と風味)。
これを活かす調理法を色々試してみたいと思いました。