広島県山県郡北広島町
勝田百合枝 | やまあい農場穀屋
玄米、玄米餅、古代米
有機農業の田んぼとイネの魅力に引き寄せられて各地で研修を重ね、そして緑のふるさと協力隊で派遣されていた広島県旧芸北町にご縁をいただき稲作を始めて15年、夫や子供に手伝ってもらいながらコツコツと頑張っています。
私の圃場では、草や藁、茅、落ち葉を積み上げた堆肥、米糠、籾殻くん炭など身近にあるものを利用してお米や野菜を栽培しています。
はじめは、しばらく折衷苗代に直播して稲の苗を育てていました。
とてもいい苗ができますが、手が少ないので朝から晩まで苗取りと雑草との選別が大変でしたので、今はより手苗に近いポット苗を採用しています。その土だけは、信頼のおける会社の有機培土を使用しています。
私は関東の住宅地で育ちましたが、両親の実家(新潟、豪雪地帯の魚沼)で夏休みにジャガイモを掘ったり畑の草取りをすることはありました。しかし、田んぼの作業を手伝ったことはありませんでした。田んぼの作業は叔父が周りの草刈りをして、母と叔父が防護服を着て、夏に2回ほどする防除(稲に虫がつかない様にするために薬をまく重労働の作業)をしていました。そして、祖父をはじめとして、大人はみな農薬を使わないと農業はできないと言っていました。
本当にそうなのか疑問に思い、20歳から各地での見学や北海道、新潟、群馬、千葉、福井で1週間~1年半の研修を重ねました。そこで田んぼを歩く心地よさを味わい、慣行農法の田んぼとは違う生き物の豊かさを知り、稲を自分で作りたいという気持ちが次第に強くなっていきました。
NPO法人主催の緑のふるさと協力隊に応募した際に派遣された広島県旧芸北町は、広島県北西部の希少な自然が残っている上流域です。夏でも朝晩はひんやりするほど日中との寒暖差があり、美味しいお米ができます。特に、私の圃場は、他からの農薬飛散の心配のないところにあります。
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