「三陸の地を夏いちご産地に」をモットーに岩手県陸前高田市（被災跡地）・大船渡市（被災跡地）・宮古市でいちご栽培を行っている「株式会社リアスターファーム」です。 　皆さんご存じの冬から春に国内で栽培されている一季成り性品種のいちご（とちおとめ、あまおうなど）は、収穫時期が限られ夏から秋にかけてはほぼ販売されていません。 　同社のいちごは、全国的にも珍しい四季成り品種で夏から秋ににかけて栽培するのが一般的な品種で、当社で栽培している品種は「なつあかり」「信大BS8-」「夏の輝」「夏のしずく」「すずあかね」の５品種です。 　しかしながら「夏いちご」の国内産地は少なく、供給量も少ないため（国産いちご全体の２％程度）、不足分は外国産が代用されていたりします。 　当社「リアスターファーム」では、岩手県沿岸部の夏は涼しく冬は日照条件が良いとゆう気象条件を活かして、この「夏いちご」 を一年中栽培しており、国産の夏いちごの一大産地にすることを目指しています。 　三陸の気候に加えて、ICT技術の活用による管理の自動化による効率化を行い、また木骨ハウス（木楽創研(株)、大船渡）の採用により、地元産の間伐材の利用による森林再生や林業貢献に寄与しており、「ＳＤＧｓ」の観点からの取り組みも行っております。