鳥取県八頭郡智頭町

前田賢太郎

はるようび農園

ロメインレタス 小松菜 カブ 空芯菜 藍のスクモ

【はるようび農園の前田賢太郎です。】
生まれ育った横浜を離れ、鳥取県の智頭町で暮らしています。農園名は息子の「はる」「よう」と迷い犬を保護していたら居着いてしまったビーグル犬の「ビビ」から取りました。まずは家族のために。

【息子が生まれて】
横浜という都会では仕事第一の価値観の中で、食に対する意識は低いものでしたが、息子が生まれ価値観が180度ひっくり返り、震災もあったことで鳥取の智頭町に移住しました。ここで多くの方から刺激と知識をいただきました。ナチュラルハーモニーの河名さんの講演があり、それまで漠然と感じていて食品への違和感に対して腑に落ちる感覚があり、まずは自給のつもりで畑を始めました。すると友達の農家さんや先輩方からサポートしていただき、気が付くと売るほど野菜が実ってくれて、しかも自然栽培を求める方から「とても美味しいので買いたい」と言っていただく機会も度々あり農家としてスタートしました。
その中で知り合いの藍染屋の方から藍の栽培を依頼され、藍の栽培を始めると、たまたま綿の種を手に入れる機会があり、これは食だけでなく、綿を紡ぎ、藍で染めることで衣に関しても自然栽培での自給、供給が可能ではないかと夢みています。

【野菜たちにとってストレスのない環境を】
面積の93%以上が森の智頭町は鳥取砂丘を育んだ源流の町です。水がとにかく綺麗です。そして空気が綺麗です。更に私が営む農園は山のふもとにあり、人口が少ないこともあってとてもノンビリしています。畑で一息ついた時の気持ちよさを体験すると、野菜たちもストレスなく育ってくれていると感じます。また当農園では農薬、除草剤だけでなく肥料類も一切与えていないので、彼らのタイミング、スピードで気分よく育ってくれていると思います。今は色々な野菜の種をまき、どんな野菜がこの土地に合っているのか土と相談中です。
また藍は肥料食いとされているらしく、藍の自然栽培は全国でもあまり例を見ないそうです。成功したらどんな藍色に染まるのか、今から楽しみです。

【自然の調和、循環を大切に】
自然栽培とは何か?と問われると正直困ります。決まった定義はないと思いますが、基本的に圃場に外から何も持ち込まず、自然の調和、循環によって作物を栽培することであり、結果無農薬・無肥料・無除草剤になるのだとは思います。そして今までお会いした自然栽培農家の方はみな口を揃えて、自然栽培は農法ではなく生き方だとおっしゃいます。自然に沿った生き方だと。私も勿論そう思いますが、その前に何より自然栽培の野菜、お米は美味しいです。食べ比べてみると驚くほど違います。体内に染み込むように感じる味わいは、体が求めているからだと思います。
今後はお米も栽培も始め、食の部分をしっかりと自然栽培でやっていけるように。そして藍と綿によって、この場から衣の部分も補えるようにしていきたいと思います。

智頭町は小さな町ですが、町内の森全体をフィールドにしている森のようちえんなど面白いことが色々あります。今後自然栽培も広まっていくと思いますので、自然と調和した生活を求める方が訪れてくださると嬉しいです。

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