江袋正和 | 西表島アナナス農園

2006年に旅行で訪れた沖縄県西表島。ピーチパインを食べた時のあまりの美味しさに衝撃を受け、東京の自宅には帰らずそのまま移住してパイナップル農家になってしまいました。 農家になって数年後にはマンゴーのビニールハウスも造り栽培を始めました。 まさか自分が農業をやるとは全く思ってもみませんでしたが、育てることの実に奥深いこと。すごく大変で苦しいことも多いですが、今では栽培して収穫、そしてお客様に喜んでいただけることが生きがいになっています。 最初は思ったように作物を育てることができず、体も資金もとても苦しかったですが、今では楽しみながらいろいろなことにこだわって栽培できるようになるまでになりました。これからもより品質が良く、安心安全で食べることのできる果実を栽培するために日々楽しみながら苦しみながら栽培していきます。 私が一番こだわるのは特に品質です。 気象状況などに左右される農業、毎年同じように完璧の味にとは限りません。 パイナップルは植付から収穫まで約２年間、またマンゴーでは収穫が終わってからまた次の年の収穫するまでの１年間作業があります。人ができる美味しくなるため作業は、妥協せず愛情を注いでとことん行っています。今ではそれを理解してくれるスタッフにも恵まれ、楽しい農業をしつつ、またどうしたらもっと良くなるかなどみんなで考えています。 そして2023年からのパイナップルでは、良い品質を維持しながら（むしろそれ以上？）完全無農薬栽培をついに実現できそうです。 マンゴーに関しては害虫と病気がどうしても防げないず無農薬にすると品質が落ちるので自然農薬や天敵の導入などによりできる限り農薬を使わないようにしています。そして品質を良くするには１年通しての細かいことまで気にかけた作業。愛情たっぷり注いで栽培しています。 前々から県の農業関係の方からも取得したらと言われてましたが、エコファーマー。あまり興味もなかったのですが、お客様に信頼してもらえるので良いということなので2022エコファーマー認定もしていただきました。 お客様に安心安全で美味しい果実を食べていただけるのを喜びに日々頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。