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大和田 貴史

岩手県陸前高田市

大和田 貴史 | 相野果樹園

りんご、梨、ぶどう

◆お客さまへのごあいさつ 相野果樹園の大和田貴史です。陸前高田市出身。ずっとこの地元でりんごとともに暮らしてきました。 園名の由来は屋号となっており、代々受け継がれてきた農園で、私で5代目となります。 4代目の父や家族と一緒に手間隙を惜しまず育てています。 ◆農家になった経緯 【美味しいの言葉を受け農家の魅力に惹かれた】 私の記憶にあるのは3代目の祖父からです。 今と違い、便利な機械等がない為、ひたすら手作業で頑張っている祖父を手伝いながら畑で遊んだりといつもりんごと一緒でした。 時期に父の代となり、自然と私も継ぐのだろうと漠然とした思いでした。 20代はトラック運転手をしながらたまに手伝う程度でしたが、東日本大震災を期に就農を決意しました。 そこから本格的にりんごを育て始め、お客様との接点も多くなりました。 「美味しいからまた買いに来た」 その言葉が何よりの力になり、ずっと見てきたりんごを今度は自分の力で育てたいという思いが強くなりました。 ◆生産物・地域の紹介 【海や山の恵みをたっぷり浴びて育った米崎りんご】 米崎りんごは100年以上の歴史があり、りんごに適した環境となっています。 リアス式海岸を目の前にしたりんご畑なので、ミネラル豊富な潮風をたっぷり浴びています。 また山も多く、日照時間が長い地域となっているので、太陽の光や山の恵みがたっぷり詰まったりんごになります。 完熟まで樹上に実らせておくことができるので、品種によっては密のたっぷり入ったりんごが出来上がります。 ◆伝えていきたいこと・信念 【手間隙を惜しまない】 台風等の被害により、手間隙を掛けたりんごが脆くも落果したりすることがあります。 専業農家としては大打撃です。妻は辞めたいと言ったこともあります。 しかし、手間隙を掛けて育てたりんごは、その分美味しくなります。 そのりんごを美味しいと言ってくれるお客様がたくさんいます。 その方々のためにも、今後も手間隙を惜しまず、災害にめげることなく、りんごを育て続けたいと思っております。 ◆今後の展望・夢 【歴史ある米崎りんごを絶やさない】 歴史ある米崎りんごの就農者は高齢が多く、廃園する所も多く見られます。 しかし、若手の就農者も少しずつ増えてきており、移住して来られた方や支援する団体も立ち上がりました。 私はその団体で、りんごの育て方を指導しています。 若手で力を合わせ、米崎りんごを絶やさず、この美味しさと農業の良さを更に広げていきたいと思っています。 ブランド化も目指しております。 ◆その他アピールポイント 【米崎りんごの美味しさを広める活動】 米崎りんごは固定客が多く、高齢の就農者が多いことから、ネット等でのアピールができず広められずにいました。 現在当園では、ネット通販を始めSNSで周知したりしております。 そこからお声が掛かり、カタログギフトにも掲載させていただきました。 また、ふるさと納税にも提供し、全国に発送させていただいております。 リピーターも増えてきております。 今後も新規就農者への指導も欠かさず、発展させていきたいと思っております。
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