熊本県天草市

吉田俊貴

さち農園

きゅうり

さち農園の吉田俊貴です。熊本の天草で農業を営んでいます。

「おいしい」と聞いて何を連想するでしょうか。山の幸、海の幸というように、おいしさは「幸せ」を連想させるものだと思います。当農園はそのような幸せを届ける農園でありたいと思い、さち(幸)農園と名付けました。


【おいしさとは】


おいしさは多面的なものだと思います。

単に味からくるおいしさ、見た目からくるおいしさ、食感から、香りから、音から。もちろん誰と食べるかによっても変わってくるでしょう。

当農園は、ポケットマルシェではスーパーで買えないような野菜を提供し、エンターテインメントに富んだおいしさを目指します。見ておいしい、作っておいしい、食べておいしい。そして、おいしくて楽しいを届けたいと思っています。


【栽培のこだわり】


当農園のこだわりといえば何といっても精密な肥料分の管理にあります。

まず、土づくりの段階では有機物のほかに粘土鉱物も入れています。これは植物の生態から決めたことです。

植物は根から酸を分泌し、粘土鉱物を破壊し、中のミネラル分を吸収します。つまり、栽培を続けるほど畑の鉱物は破壊されて少なくなっていくということ。ここから、継続して粘土鉱物を補給するようにしています。

また、追肥に関しても細かな気配りをしています。

追肥といえば窒素、リン、カリウムの三要素のみを与えるのが普通です。しかしこれは、人間でいえば糖質、脂質、タンパク質だけで体調管理をしているようなもの。これでは病気にかかりやすくなってしまうでしょう。

当農園では先の三要素に加えて、カルシウム、マグネシウム、硫黄、ホウ素、マンガン、鉄、亜鉛などといった軽視されがちな栄養素も日常的に与えています。品質をより高めるためににがりも定期的に供給します。植物体内の溶液から栄養状態を調べ、適切な量の肥料をあげるようにもしています。こうすることで、健康でおいしい野菜が作れているのです。


【食卓を笑顔に】


さち農園の目的は食べてくれた人たちを笑顔にすることです。おいしくて楽しい野菜を、調理するところから味わってもらい、あなたの食卓を笑顔で彩る。そのために、畑でも机でも野菜と向き合い、語り合っていく。すべてはあなたの笑顔のために。