佐々祐一 | 吹上浜の未来を考える漁業者たち

【自己紹介】 鹿児島で漁師をしている佐々(さっさ)です。漁師とは無縁の生活をおくってきたのですが、Iターン転職で漁師になる夢をかなえました。沖での苦労もありますが、漁の楽しさ、魚貝のおいしさ、それをお届けする喜びを糧に日々精進しています。 「ただ獲れば良い」というスタンスではなく、持続可能な漁をしながら海を守っていきたいという考えから、「吹上浜の未来を考える漁業者たち」という若手漁師のグループを作って活動しています。水揚げした魚介を責任もってお届けする他、ブルーツーリズム/漁業体験なども実施しています！ 【ポケマル出品にあたって】 漁師さん達(自分を含め)は獲るのは得意なのですが、売ることはあまり得意ではありません。地方には活気を失ってしまった漁村がたくさんあります。自分たちが自信を持っておすすめできる魚貝が、お手頃な価格で皆さまのお口にお届けできれば、こんなに素晴らしいことはないと思います！ 【漁について】 概ね以下の漁をしています。 ・吾智網(ごちあみ) ロープを使って魚を網に追い込む漁法。環境負荷が少ないが、高い技術が求められる。対象魚はマダイ、チコダイ、コショウダイ、ヒイラギ、アジなど。時期は１２月～８月。 ・バショウカジキ刺網 海面に漂わせた網に魚を絡ませて獲る漁法。場所選びがとても重要。対象魚はバショウカジキ、カツオ、ソマガツオなど。時期は９月～１１月。 ・サワラ刺網 海底に長く這わせた網に魚を絡ませて取る漁法。やはり場所選びがとても重要。対象魚はサワラ、マダイ、コショウダイ、マゴチなど。時期は１1月～１月。 ・ツキヒガイ底曳網 小型の網を船で曳いて、驚いて飛び上がった貝を捕獲する漁。網の造りと曳網速度が重要。対象はツキヒガイ、テングニシ。時期は９月～４月。 自分達が自信をもってお届けできる旬の魚貝が皆様のお口に届けば幸いです！