長崎県松浦市
三角直樹 | 株式会社みすみ養鶏場
鶏卵
◆ご挨拶
みすみ養鶏場の代表 三角と申します。
全国有数の漁業の町でもある長崎県松浦市の山中にあるみすみ養鶏場は、半世紀以上つづく飼育羽数5千羽ほどのたまご専門の小さな養鶏場です。
おいしいたまごは親鶏の健康とその基本となるえさと水が最も重要であると考え、早くから独自ブレンドの飼料による鶏の育成に取り組んできました。
「おいしいたまごで食卓の笑顔を作りたい」この想いを一つ一つのたまごに込めて生産しています。
◆養鶏場の代表になったきっかけ
私が父の個人事業だった"三角養鶏場"を継いで、"株式会社みすみ養鶏場"として法人化したのは2016年です。
家業を継ぐ人は皆似たようなものだと思いますが、若いころは実家の養鶏業が嫌でたまりませんでした。
休日は全く無く、毎晩遅くまで疲れて仕事している両親をみて育ち、
「こんなに家族を束縛する養鶏なんて絶対にやるもんか」と拒絶し、就職はまったく違う分野のIT系技術者の道に進みました。
転機は30代始めの福岡に住んでいた頃、高級スーパーで販売されていたブランドたまごを食べた時、ふと「あれ?これより実家のたまごの方がおいしいぞ?」と気付いたためです。
実家のおいしいたまごをこのまま廃れさせるのはもったいないという想いから、次第に養鶏に対して興味を持つようになりました。
当時は薬局を全国展開している企業の社内SEとして勤務しており、情報技術だけでなく経営に関する知識を得る機会も多くあったことから、いろいろ調べるうちに「実家の養鶏は経営のやり方次第で改善できる」という認識に至りました。
それからしばらく経った2016年、「お客様に安全でおいしいたまごを提供できる持続可能な養鶏」を掲げて"株式会社みすみ養鶏場"の代表に就任しました。
次々と襲い掛かる想定外の課題の数々に翻弄されて、気付くとあっという間に数年が経っていることに自分でもびっくりです。
◆みすみ養鶏場のたまごの特徴
みすみ養鶏場のたまごの特徴は深いコクにあります。
私は、たまごは安全であることは当然ながら、何より食べておいしいことに価値があると考えています。
たまごのおいしさに強く影響するのは親鶏のえさと水です。
みすみ養鶏場では、専門家が調合した配合飼料をベースとして、納豆菌・乳酸菌・酵母菌を主体とした発酵飼材、
ミネラル豊富な海藻と魚粉などの天然素材をブレンドして与えています。
☆ 自家製の発酵飼料で親鶏の健康維持
☆ 北欧産海藻と志布志産魚粉の天然素材配合でたまごのコクと旨味強化
☆ マリーゴールド配合でたまごの焼き色も鮮やか
☆ ビタミンE豊富(通常の5倍以上)
☆ 定期的に味分析試験を行い「おいしさ」を客観的に評価
よくある「放し飼いだからおいしい!」や「特産品の○○をえさに混ぜてるからおいしい!」と言った、
「根拠は薄いけどなんとなくおいしいそうな感じがする」たまごではなく、明確なデータに基づく根拠あるおいしさを追求しています。
◆目標と夢
当面の目標は2つあります。
1つは全国の皆様にみすみ養鶏場のたまごを知ってもらう事。
ふるさと納税やインターネット通販を通じた取り組みで手ごたえは感じていますが、まだ十分とはいえません。。
もう1つは、持続可能な養鶏として自立すること。
今、養鶏は両親の経験に頼る部分が多いため、両親が安心して引退できるよう"会社"として自立ことを目指します。
この養鶏業界ではまだまだ駆け出しの新米ですが、元エンジニアらしく合理的思考と課題解決力を武器に、
データを活用し無駄を省き、こだわるところには徹底してこだって、これまで両親が大事にしていた"三角養鶏場"の想いを継承すべく、力の限り挑戦を続けていきます。
◆菓子工房 ぷるたま工房
みすみ養鶏場のたまごをより多くの人に知ってもらいたいという想いから、
長崎県北松浦郡佐々町にお菓子工房 "ぷるたま工房"を開設しました。
養鶏場ならではのたまご感にこだわった商品づくりをしています。
一部の商品はインターネット通販でも取扱っています。
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