こんにちは！ 愛テックファームの松本です。 茨城県高萩市という地域で農業（水耕栽培）をしています。 ＜就農の経緯＞ 私は「日本人の健康寿命を１分１秒でも延ばす」ことをビジネスミッションとして掲げています。 幼少時代に面倒を見てくれた大好きな祖父。長い病院生活の末、私が高校生の時に癌で亡くなりました。その時に「健康寿命（日常に支障がなく、元気に生活ができる期間）」というワードを知り、日本は戦後寿命が延びた半面、「健康寿命」が延びていないという現実を祖父が亡くなるその日まで現実を目の当たりにしました。 そんな経験が私のビジネスミッションを健康寿命を延ばすにしたのだと思います。 大学院卒業後は、食品会社へ就職し約２万店ある店舗の商品開発をしていました。３年経ち独立することを考えていた時に、縁があって今の「愛テックファーム」を立ち上げました。 立ち上げた理由は色々ありましたが、一番は「国産野菜を生産者として多くの人へ届ける、その人たちが野菜を食べる生活習慣作りのお手伝いをする」”仕組み”を作る。これは就農して生産者にならないと本気でできないことだと思っています。 得意のマーケティングを武器に1人の生産者として自社の野菜だけでなく、国産野菜の流通を加速させる仕組みを作り、多くの人の健康に貢献できればと考えています。 これが私が”就農”した理由です。 ＜愛テックファームのこだわり＞ ①　栽培品種の研究 愛テックファームでは水耕栽培でリーフレタスを栽培しています。 皆さんはリーフレタスと言っても品種が何万種とあることはご存じでしょうか？私は品種にこだわりを持っています。毎年海外から種子を取り寄せより良い品種がないかの試験栽培をしています。 これまで栽培したことのある品種は２００種以上！ 2023年10月収穫～は日本に輸入されていないグリーンリーフの種子を使って日本でも愛テックファームでしか買えないこだわりの品種を栽培しています。 ②　環境配慮 愛テックファームでは化学肥料をメインに使用していますが、2023年から自社製造した食品由来の液肥を全体の約５～１０％置き換えて栽培しています。地球温暖化やフードロスが問題されている中で生産者として何かできなかを考え、食品から液肥を作る研究を2022年に開始し、１年の試行錯誤の上、2023年１月～圃場へ導入することができました。 微量ではありますが化学肥料の使用量の軽減、本来食べられず捨てられてしまう食品の再利用によるフードロスの削減に貢献できたのではないかと自負しています。