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桑原崇

熊本県球磨郡錦町

桑原崇 | 桑原農園(自然薯のくわはら)

自然薯、にんにく、アピオス、米、菊芋、日本蜜蜂はちみつ

熊本県球磨郡錦町

桑原崇 | 桑原農園(自然薯のくわはら)

自然薯、にんにく、アピオス、米、菊芋、日本蜜蜂はちみつ

桑原農園の桑原崇です。 熊本では珍しい自然薯農家です。熊本で自然薯を中心に、にんにく、アピオス、米、日本蜜蜂はちみつなどを作っています。 【営業マンが自然薯づくり?!】 自然薯栽培は1992年に始めて(2021年時点で)30年目になります。 父が始めた自然薯農園。元々は兼業農家で米だけを作っていました。自然薯を栽培するきっかけは、自然薯の栽培用パイプを売るところからでした。昔、建材店の営業マンだった父。田舎では建材だけ売ってても商売にはなりません。その為、建材の他にも浄水機や空気清浄機などあらゆるものを販売していました。その中の1つが自然薯の栽培用パイプだったんです。父はどの商品もお客様に売る前に一度は使って試す人でした。当然ながら自然薯の栽培用パイプも使ってみることにしたんです。それが30年くらい前だったと思います。初年度は大豊作!それに味をしめた父は継続して自然薯を栽培する事にしたんですが、それからが大変でした。作れど作れど失敗続き。何かに取りつかれたように自然薯を作り続ける父。当時の私は何故そこまでして作り続けたのか理解ができませんでした。それから20年近く。ようやく品質の高いものが作れるようになりました。今では毎年冬になるとうちの自然薯を楽しみに待ってくれている方が沢山います。周りの農家さんが真似できない唯一無二の自然薯を作る。何となくですが、父が自然薯栽培を諦めなかった理由が分かった気がします。 【自然薯に合わない土?】 熊本県の南に位置する「球磨盆地」に桑原農園はあります。四方を山々に囲まれ外界から閉ざされた球磨盆地は、内陸型気候で昼夜の寒暖の差が激しく、秋から春にかけては盆地全体がすっぽりと霧に覆われてしまうことが多いです。また、良質な水に恵まれた米どころであり、農園の近くには日本三大急流の球磨川が流れています。 桑原農園は先祖代々米を作っています。その為、土地のほとんどが田んぼです。水はけが悪く粘土質なので本来、自然薯栽培には適していませんが、パイプの土に水捌けの良い白砂を使い、さらに水はけをよくするために籾殻などを入れるなどして欠点を補ってます。パイプを覆う土は粘土質なので、そのおかげで滑らかな粘りと独特の香りが生まれているようです。 【いろんな美味しさをご提供】 ずっと同じ場所に作り続けていると連作障害が出てしまうため、2年おきに米と交互に栽培しています。自然薯は一般的に秋堀り・冬堀り・春堀りとありますが、桑原農園では冬堀りが中心になります。冬掘って保冷庫に2度で2,3か月熟成させた自然薯は甘みが増して美味しくなります。掘りたてのみずみずしい自然薯も美味しいですが、春を過ぎた頃の熟成された自然薯もおススメです。にんにくについてはいろんな品種を試しましたが、元々四国地方や九州地方で栽培されている「上海早生」が適しているようでした。なので「上海早生」をメインに作っています。この品種はにんにく特有の刺激臭は少なく、芳醇な香りがします。味わいもマイルドで甘みがあります。にんにくは作り始めて14年くらいで、自然薯に次ぐ農産物です。 【直接伝えることを大切に】 桑原農園はイベント(マルシェ・料理会)に積極的に参加・食材提供しています。父は熊本で私は東京で。 直接伝える事、直接食べてもらう事を桑原農園は大切にしています。その為、個人のお客様が多いです。 熊本地震が起きてからは、関東ではこれまで以上に販売イベントに参加するようになりました。熊本出身の仲間と共に熊本地震で被災した農家さんや同じ人吉球磨の農家さんから野菜やフルーツを直接送ってもらい、定期的に販売しています。関東では熊本を代表して農産物をPRさせていただいているつもりで販売しています。熊本の他の農家さんの農作物もどんどん紹介していきたいと思っています。 【令和2年7月豪雨災害】 豪雨災害で農園の圃場も被災しました。7月4日、避難して危険な場所には近づく事ができませんでしたので、実際は確認する事ができませんでしたが、浸水した後を見ますと1mにまで達していました。実際に浸水したのは数時間だと思われますが、農作物に被害が出ました。菊芋・アピオスは9割以上がダメになり、自然薯は同年の台風被害と合わせまして4割ほど被害が出ました。にんにくの圃場も浸水しましたが、収穫後でしたので回避することができました。ただ、土が浸水して硬くなってましたので、多少なりと次のシーズンに影響が出たのは明らかです。一瞬でしたが、自然の恐ろしさを目の当たりにした年となりました。 【今後の展開】 うちは自然薯メインの根菜農家。それはこれからも変わりません。ただ、これからは根菜を中心にいろんな作物を作っていきたいと思っています。少しずつ飲食店様の取り扱いも増えてきていますので、その方々に紹介できるようになりたいです。食材に愛のある料理人さんにうちの食材を美味しく調理してもらい、それを食べるのが私の楽しみです。 また、拠点を熊本に移しても東京で一緒に活動している仲間と連携して、熊本の農産物をPRしていこうと思っています。
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