岐阜県岐阜市
加藤亮太 | いぶき福祉会
にごり酒、米、野菜、お茶
◆お客さまへのごあいさつ◆
いぶき福祉会のいぶきファームです。いぶき福祉会は、地域で豊かな暮らしや生活をしたいといった思いをどんな重い障害があっても、実現していけるように岐阜市で始まった作業所です。1995年に法人認可され多くの仲間の夢が広がってきました。
◆農業を始めたきっかけ◆
私たち、いぶきファームは仲間たちの仕事づくりのために、農薬を使わない事と化学肥料そして鶏糞や牛糞などの有機肥料を使用しない事を前提とした自然栽培に取り組み始めました。お米やお茶、お野菜と関わり始めて今年で4年目になります。
いぶきファームは、近隣の方からご縁を頂きお米作りをやってみないかと声を掛けていただいたことがきっかけではじまりました。
今まで関わったことのないことに不安がありましたが、仲間たちと畑にでてみることにしました。すると、仲間たち自ら作業に取り組んでいく姿が少しずつ広がっていきました。なにより、仲間たちの達成感にあふれる笑顔がそんな不安をどんどん消し去ってくれました。
全国に同じように自然栽培に取り組む自然栽培パーティという全国協議会の先輩方にアドバイスを頂くなど、背中を押してくれる方々に助けられながら今まで取り組みを続けてこられました。
◆生産物の紹介◆
いぶきには3つの畑があります。
【天空の茶畑】
伊吹山の麓、標高が高く”天空の茶畑”と言われている揖斐川町の春日上ケ流(かみがれ)地区の茶畑です。水はけの良い冷涼な土地は虫がつきにくく、地域全体が農薬を使わずお茶を栽培しています。地元の地主さんにお茶作りを教えていただきながら茶畑と関わらせていただいています。
3年以上育った茶葉や枝、幹を冬に収穫して作る三年熟成番茶は750年以上前から品種改良せずに守り続けてきた希少な在来種のお茶の旨味を凝縮したような味わい深い一杯です。
薪火でじっくりと炒り上げるため、お茶の香ばしさを楽しめるお茶です。カフェインフリーの三年番茶は毎日飲むものだからこそ、こだわりたいお客様におすすめです。
【自然栽培の野菜畑】
そして、岐阜市の清流、長良川辺りにある畑で自然栽培の野菜を育てています。動物たちも顔を出す畑で、皆が生き生きと活躍しています。田畑には、野菜の残渣や落ち葉、田んぼの籾殻、米ぬかを堆肥場で土にしてから畑に戻して使用しています。野菜本来の美味しさを楽しめる安心なお野菜をお届けします。
【自然栽培の田んぼ】
最後は、岐阜市にある田んぼです。この田んぼでは自然栽培でハツシモを栽培しています。比較的大粒で冷めても美味しく、お弁当やお寿司などにもピッタリです。
いぶきファームでは、このハツシモを使って、にごり酒を作りました。
愛媛県内子町にある亀岡酒造さんにご協力いただき、岐阜の神社裏山の大きな木の根元から土を採取し、そこから取り出した酵母でどぶろく風にごり酒を作りました。天然発酵による炭酸ガスを含んでいます。
改栓時に吹き出すこともある元気なお酒で、甘みとお米の美味しさをダイレクトに感じることができます。
◆目標と夢◆
いぶきのお野菜やお米の売上はいぶき福祉会を利用している仲間たちの給料になります。売上の目標を今後も高くもち、仲間たちの給料を保障し、みなさまに喜んでいただける安心なお野菜やお茶、お酒が、仲間たちの自立や豊かな生活につながっていく事を目指しています。
また、いぶき福祉会はたくさんの地域の方に協力をいただいています。
これからもいぶき仲間一人ひとりの物語を込めた商品を通して様々な方との関係がさらに深まっていくことが夢です。
特定商取引法に基づく表記
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