栃木県那須町豊原
渡邊 剛 | takeshi farm
サツマイモ丸干し,菜の花,スナップエンドウ,新じゃが
◆はじめまして、takeshi farm の渡邊剛です
栃木県大田原市出身、同県那須町在住です。近所に同じ苗字の農家が多いので屋号はtakeshi farmとしました。
◆アメリカ・南米での11年を経て日本で農業をはじめました
アメリカに留学7年、南米の旅行会社で4年働いた後日本に帰国しました。農業には学生時代から興味があったのですがなかなか決心がつかず、43才になって「今を逃したら後はない!」と思い1年間研修を受け2016年に就農。畑の広さは50aと小さいですが一人農業ではこれが精一杯です。
高校卒業後アメリカの大学に進み考古学と人類学を専攻しました。そこで人類にとって農耕がいかに重要かを学びました。また北アメリカや中南米原産の野菜がいかに多いかも知りました。トウモロコシやジャガイモ、トマト、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、ピーナッツ、トウガラシなどは新大陸で数百年にわたり栽培されてきた作物です。
実は私は子供の頃アトピーでした。そんな私に何を食べさせたら良いか新米ママだった当時の母が大変苦労していたのを子供ながらに覚えています。今もアレルギー体質の子供は多く、お母さん達
は日々の食材に頭を悩ませていることでしょう。そんな方たちの助けになればと思い無農薬の野菜を作る決心をしました。
◆生産物・地域の紹介
那須高原は毎年多くの観光客が訪れる地域です。そんな観光地でミニトマト、レタス、ナス、カボチャ、ラディッシュ、玉ねぎ、ジャガイモ、ズッキーニなど年間30種類ほどの野菜を栽培しています。那須高原は避暑地でもあるので冬の寒さが厳しく、冬季に野菜があまり出来ません。そこで冬季限定(1月~3月)ですが、畑で収穫したサツマイモを自作の釜で焼いた石焼き芋の移動販売をしています。
◆環境に負荷をかけない農業を目指しています
「環境、循環、共生」が有機農業の基本であると研修先で学びました。出来るだけ環境に負荷をかけず、主に身の周りで手に入るものを中心に農業に利用しています。例えば、秋に集めた落ち葉に米糠と水を混ぜて踏み固めると微生物が活発に増殖し、その際に出る発酵熱を利用して夏野菜の苗を育てる「踏み込み温床」などです。
◆今後の夢
観光地である那須高原の特色を活かして観光客向けに地元産の食材にこだわるレストランやホテルに新鮮野菜を提供するだけでなく、アレルギーの子供を持つお母さん達に安心安全な食材を届けられるよう、これから更に質も量も充実させていきたいと思ってます。
特定商取引法に基づく表記
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