長野県松本市

古家豊和

信州四賀たべくら農園

農薬・化学肥料不使用 野菜セット/単品野菜

たべくら農園は信州四賀(しが)にある山間の自然に囲まれた、子育て中の夫婦2人で営む小さな農園です。
「もっと食べて暮らそう。」をモットーに、農薬と化学肥料一切使用せず、年間約50種類以上の野菜を栽培しています。
野菜をもっと身近に、もっとたくさん食べて暮らして欲しい…。
自然のいのちと自分たちの身体と心はつながっています。
野菜の持つ「生きる力」をいただいて、おいしく食べて、健康に楽しく暮らす。
たべくら農園は野菜づくりを通して、そんな暮らしづくりをしていきたいと思っています。


■野菜作りへのこだわり■

 美味しい野菜が食べたい思いが、美味しい野菜作りの第一歩。

 我が家では、食卓にのぼる野菜のほぼ全てが自分たちの農園で穫れたものです。 私たちは野菜を作るのも食べるのも大好きだから、自分たちが日常に食べて本当に美味しいと思える野菜を皆様にもお届けしたい。 美味しい野菜をもっと身近に、もっとみんなの暮らしに近づけたい。 そんな思いで、できるだけお手頃で使いやすく、お料理が楽しくなるようなお野菜をお届けできるように努めています。

 たべくら農園では全ての野菜作りにおいて農薬・化学肥料は一切使っていません。それはシンプルな農業が好きだから。可能な限り手作りしたり、身の回りにあるものを使ったり、工夫をすることで、 限りあるものにできるだけ依存しない農業を心掛けています。 身軽で身の丈に合ったシンプルな農業は、何があっても負けない強さを持っていると信じています。 これからも農業をずーっと続けていきたいから、地球環境にとっても自分たちにとっても持続可能でありたい。
 自然の営みになるべく逆らわず、助けられながら、これからも力強く健康でおいしい野菜を育てていきたいです。


■たべくらの由来■

 有機農家を始める際、真っ先に思い浮かんだのは 「作った野菜を食べて暮らしたい」という思いでした。

 四季のある日本では本当に多種多様な野菜が育ちます。 季節ごとに違う野菜を育てる面白さ、食卓では更にいろいろな料理が食べられる楽しさがあり、毎日飽きません。 食べることを楽しくしていくことは、暮らしの豊かさにつながると思っています。 自然と風土、畑と野菜、台所と料理がつながれば、ますます暮らしが面白くなる。

 美味しく食べて、自然に寄り添い暮らす。そんな想いを「たべくら」に込めました。
 農業を通して、自然と人とのつながりを学び”食べることと暮らすこと”を考え続けて、生きること。 私たちの想いを食べてくれる皆様と共有しながら、農業を続けていきたいと思っています。


■たべくら農園のある場所■

 たべくら農園は、長野県松本市の北東にある四賀地区(旧四賀村[しがむら])にあります。
 都会の様相の松本駅周辺から車で30~40分も走ると、辺りはすっかり村の景色。 トンネルを抜けると自然いっぱいの旧四賀村に到着です。

 遠く北アルプスの美しい稜線を望み、山間には小さな田んぼがいくつも広がっています。 四賀は自然が豊かで有機農業をするにも暮らすにも、子育てするにも良い場所だと思います。
 夫婦二人とも四賀の生まれではありませんが、いろんな人の力を借りて暮らし始めることが出来ました。ゆうきの里という看板も掲げ有機栽培をすすめる土地柄もあり、心強くもあります。

 農業をするには、広くまとまった農地はあまりなく、耕作する畑が10数ヵ所にも分かれてしまうため適しているとはいえないかもしれません。畑が点在しているため、それぞれの畑の土質も違います。その違いを逆手に取り、上手に生かすことでさまざまな種類の野菜を育てることができます。
 ただ、標高700mほどの寒冷地なので、寒さに合わせた栽培技術が必要です。特に冬場の野菜栽培は難しいですが、自然の力を借りて四季を通して野菜の出荷を続けています。


■有機栽培ですが有機JAS認証ではありません■

 たべくら農園ではすべての作物において、化学肥料・農薬を一切使用せず有機農法で栽培しています。ただし、日本のオーガニック認証である有機JAS認証は取得していないため、農産物には「有機」「オーガニック」といった表記はできません。
 有機JAS認証を取得するには、私どものような家族経営の小さな農家にとっては毎年の費用の負担があまりに大きく、他品目農家にとっては全ての作物の栽培履歴等、膨大な書類を用意するのは事実上困難です。また、有機JASで使用を認められている農薬もあり、厳密には有機JAS認証=農薬不使用というわけではありません。

 認証のために作物の栽培に当てる時間を削り、質を落とし売値を跳ね上げなくてはならないのであれば本末転倒です。ホームページやFacebook等でありのままの畑の姿を公開し、知っていただくのが一番と考えています。


■耕す人たち■

〇古家 豊和(フルヤ トヨカズ):愛知県出身。2児の父。

 ずっと百姓にあこがれ続けていました。町育ちで農業のことも全く知りませんでしたが、旅や自然が好きで、 ずっと自然と関わって生きていく方法を考えていくうちに有機農業に出会いました。
 そして農業の師匠と出会い、長野市中条のまごころふれあい農園で2年間の研修をしました。 そこで学んだのは有機栽培の方法だけではなく農業に一番大切な自然観や、有機農家で稼ぐための心構え、 田舎暮らしの人付き合いまで、心の大切さを教わりました。 そして、そこで出会ったパートナーと共に2014年にたべくら農園を始めました。
 多品目有機農家として大事な心構えは、まずは自分達自身の食べものを自給すること。 そしてその延長線上にお客さんの顔が浮かびます。
 美味しい野菜が食べたい思いが、美味しい野菜作りの第一歩。 有機野菜をもっと身近に美味しく、もっとみんなの暮らしに近づけたい。


〇古家 節子(フルヤ セツコ):東京都出身。2児の母。

 旅が好きで海外添乗員に憧れて、某旅行会社に就職するも、なぜか登山ツアーの担当になり…。 でもそこで山の面白さに目覚め、自然の懐の深さを知ることとなりました。
 公私とも忙しく充実した日々を過ごしていましたが、都会の生活の地に足のつかない感じがどうにも性に合わず、 28歳の時に約6年勤めた会社を辞め、前から興味はありつつも未知の世界の「農業」に足を踏み入れました。
 数軒の農家さんに住み込みで働かせてもらううち、どっしりと地に足の着いた農という職業に手ごたえを感じ、 いつの日か農業を生業に生きていこうと心に決めました。
 約3年間の放浪農民生活の後、パートナーとともにたべくら農園として独立し今に至ります。