青森県黒石市

山田広治

サニタスガーデン

じゃがいも

「ご挨拶」
初めまして。有限会社サニタスガーデンの山田と申します。私たちは青森県の八甲田山南麓、標高750mに位置する沖揚平という地域で高原野菜の栽培を行っています。沖揚平は先人たちがブナの原生林と格闘して切り開いた戦後の開拓地。新緑や紅葉が山を美しく彩り、冬は一面の銀世界に包まれます。豊かな自然に抱かれながら、私たちは、土に働きかけ、野菜の声を聴き、仲間と力を合わせ、美味しい野菜をお届けするために励んでいます。

「農業を始めた経緯」
私の出身は神奈川県藤沢市です。大学在学中、フィリピンを旅行した際に出会った農業に魅入られ、この世界に飛び込みました。茨城や沖縄での農業研修を経て、青年海外協力隊の一員として、アフリカ南部に位置するボツワナ共和国に赴任し、2年半の間、野菜栽培の指導に従事しました。帰国後は群馬県にある㈱野菜くらぶという会社との出会いがあり、その独立支援プログラムという制度へ参加した後、独立自営を開始する事になりました。農業で独立して17年。「農業が好き」という想いのみで進んできた道でしたが、それだけでは超えられない多くの壁を、数えきれない支えの中で、ひとつひとつ乗り越えながら歩いてくる事が出来ました。共に喜び合える仲間がいて、共に同じ目標に向かって、自分の好きな農業を思う存分出来ている今をとても幸せに感じています。

「雪室じゃがいもについて」
ここ沖揚平は日本有数の豪雪地として有名な酸ヶ湯温泉の目と鼻の先にあります。例年積雪は3mを超え、11月中旬に降り積もった雪が5月中旬まで残ってしまう。営農期間にして半年にも満たない地域です。夏場は冷涼な気候を生かし、レタスやキャベツ、ハクサイといった高原野菜を栽培します。しかし問題は畑が雪に埋もれてしまう冬でした。その可能性を様々に模索する中、私が出会ったのが雪室じゃがいもだったのです。
村の仲間が自家用に雪に埋めていた芋を食べた時の感動は今も忘れられません。余りの美味しさにどうしてこんなに甘くなるかを調べた所、氷温近くで貯蔵する事で、芋は凍るまいと体内のデンプン質を糖に変え、凝固点を下げる事が分かりました。通常5度前後の芋の糖度を10度を超えるまでに高めてくれるのです。
「これだ!」と感じました。雪室じゃがいもは、雪深い青森の冬だからこそ出来る野菜です。弱みを強みに変える。私のずっと探し求めてきた野菜だったのです。
12月の下旬より雪室に入ったじゃがいもは、静穏な部屋の中、徐々にその味わいを深化させていきます。熟成の時を経て皆様にお届けする雪室じゃがいも。
自然、人、野菜。調和が奏でる美味しさをどうぞあなたに。

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