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前田浩文

和歌山県紀の川市

前田浩文 | 前田農園

桃、イチゴ、キウイフルーツ、お米

【ごあいさつ】 はじめまして。和歌山県で桃、イチゴ、キウイフルーツ、お米を家族で生産している農家です。よろしくお願い致します。 【農家になった経緯】 大学を卒業後、大阪、東京で営業の仕事をしていましたが、家庭の事情でUターンし、人間らしく生きるために、30年前に就農しました。 【生産物・地域の紹介】 和歌山県の北部に位置し、紀の川の中流域で温暖な気候です。 周辺では、桃、柿、柑橘、イチゴ、トマト、玉ネギ、米などを栽培しています。 私の農園では、約120aの桃畑で、約20品種の桃と20aで、2品種のイチゴ、15aでキウイフルーツを栽培しています。 【皆さんに伝えてきたいことや信念】 作物には、魂が宿っていると信じています。 植物にも”喜怒哀楽”があり、心を静かに、五感を研ぎ澄ませて接すれば、多くの物が見る事ができ、”声なき声”が聞こえます。 現在栽培されているほとんどの作物は、長い年月をかけ、品種改良されています。原種のような力強さはなく、非常にストレスに弱い作物になっています。 そこで、私は、愛情を持って、ストレスがかからない環境をつくることが、その作物が本来持つ”美味しい”そして”お客様を満足させる食品”になると信じています。 ストレスがかからない環境をつくる為に、私が実践していること。 ①微生物農法 ②酸素を根に届けます ③自然との共生 ①微生物農法・・・土中に多くの微生物がいることで、豊かな土ができます。根っこに必要な物全てを与えてくれます。 ②酸素を根に届けます・・・土の中にある根っこですが、植物を健康に育てるには、酸素が必要です。 ③自然との共生・・・昨今異常気象が頻発して、作物が多くのストレスを受けます。ストレスを軽減するため草生栽培と天敵昆虫が増える環境づくりに取り組んでいます。  「草生栽培」  私は30年近く除草剤を使っていません。水分ストレスを少しでも軽減したいとの思いから、草による水分調整を行っています。  「天敵昆虫が増える環境づくり」  殺虫剤使用にあたって、全ての虫を殺すような農薬は使用しません。害虫のみ駆除できる農薬の使用により、天敵昆虫が多く生息する圃場をつくりました(多くの種類のクモがいっぱいいます)。 【私の夢】 私の生産した農産物を買っていただいたすべてのお客様に”本物の味”をお伝えすること。満足していただくこと。幸せな気分になってもらうこと。また、私の農法、農業に対する思いを後継者に伝えること。そして、進歩すること。
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