沖縄県八重山郡竹富町
新田長男 | ユーグレナ竹富エビ養殖株式会社
エビ
石垣島の隣にある小さな島、竹富島で生まれ育った新田長男です。
私たちは、暖かい気候と綺麗な海に恵まれた竹富島で車えびを養殖しています。
【小さな島での大きな挑戦】
30年前の創業当時は、島民が200名まで減っていました。学校の存続が危ぶまれ、私自身も「竹富島には産業と雇用の場が必要だ」と危機を感じました。
しかし、竹富島はサンゴ礁でできた島で、農業には向いていません。
そこで島の資源を生かした産業として考えられたのが「車えびの養殖」です。
島の新しい産業の挑戦が始まりました。
【頭の殻から尻尾まで美味しい車えび】
竹富エビ養殖では、久米島の種苗センターで開発されたウイルスフリーの稚エビを、陸上プールで育てて出荷しています。竹富島の暖かい気候のもとでは餌の食いつきがよく、成長が速いです。また、低密度でストレスの低い状態で育てているため、活きが良く、高い品質を保持しています。抗生剤を一切使わず、高品質の餌で育てた車えびは、頭の殻から尻尾まで全ての部分が美味しいことが特長です。
【人の手で育てるからこその良さ】
日本では天然ものが好まれる傾向がありますが、一概にそうはいえません。
なぜかというと、天然の車えびは食べるものがまちまちなため、美味しさにもバラつきが出てしまうからです。私たちがお届けする車えびはいつでも上品な甘さを持っています。
また、養殖はエコな仕組みでもあります。
海の資源の乱獲を防ぐことができることに加え、当養殖場では、養殖プール内の固形物は肥料にし、水は海に返します。その排出口付近は、島の漁師が定置網を設置するほどたくさんの魚が集まってくる、良い漁業場になっています。
【御馳走といったら竹富島の車えび】
「竹富島の車えび」の圧倒的な美味しさを多くの方にわかってもらい、「御馳走といったら竹富島の車えび」の文化をつくっていきたいですね。
私たちの育てた車えびには無駄になる部分がありません。
しゃぶしゃぶ、塩焼き、天ぷら、エビフライ……。挙げきれないほど、いろんな料理でお楽しみいただけます。
竹富エビ養殖では若い世代も現場で活躍しています。
大学生のインターンの受け入れや、地元の中学生の職場体験など、後継者育成にも積極的に取り組んでいます。
若者の新しい風を車えび業界・養殖業界に呼び込み、一緒に盛り上げていきたいと思っています。
♯クルマエビ
♯車海老
♯車えび
♯くるまえび
特定商取引法に基づく表記
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