岩手県奥州市
千田 巧 | 樽輪(たるわ)りんご園
-りんご
-百姓なんかにゃなりたくねぇ!
・・と家を出て大都会東京へ(本当は埼玉)定職にも就かずにぷらぷらとした生活を送るそんな中、親父が病気で他界。
葬式で集まった親戚や近所の連中に「帰ってきてお前もりんごを手伝ったらどうだ」と言われるも、「兄貴がやってるんだから俺がやる必要ないだろ!!」と口には出さずに心の中で叫び、その場は何となくごまかしまた東京へ(本当は埼玉)そしてまた元のぷらぷら生活。
そんな中、今度は彼女が妊娠、そして結婚&出産。
同じ頃、どうやら兄貴がりんごを辞めたらしいという話が聞こえてきた。
二人目の子供が出来たとき「こんなゴミゴミした東京で(本当は埼玉)子供を育てるよりも、田舎暮らしもいいかなぁ」
「それに兄貴がりんご辞めたんなら、誰も後継者がいないよなぁ・・」
(樽輪りんご園は3軒の共同経営で、あとの2軒の息子たちも後を継いでいなかった)「誰もやらないなら俺がやってやる!!」と一念発起!したのが運の尽き。
やってみたら、夏はくそ熱いし冬は当然寒い、雨の日はカッパを着ても中はビチャビチャ、休みは少ないし、おまけに儲からないときてる。夢が無くなるぜ!
いや、夢なんか最初から抱いていなかったじゃないか。俺が描いていた百姓そのものだ。
こんなんでいいのか?いや、いいわけねぇ!
変えてやる!俺が変えてやる!
そもそも俺は百姓が嫌いだった、りんごだってそんなに好きじゃない(梨のほうが好きだ)
でもやると決めた以上後ろ向きな仕事はしたくない。
夏の暑いのも冬の寒いのも雨の日のカッパも、休みが少ないのもしょうがない。
でも儲からないのだけは許せない。農家が儲けて何が悪い!
「まず栽培、生産管理から変える」と意気込むも、共同経営者とぶつかる日々。疲れは溜まるがそのぶん酒はうまい。嫁と子供のために戦う日々。
せめてもの希望は他の共同経営者が皆年寄りだってこと。みな引退間近。「その時は俺の天下じゃーーー!」と胸に野望を抱き、今日も酒がすすむ。
そんな私です。
初めまして。千田巧劇場を最後まで読んで頂きありがとうございます。
樽輪(たるわ)りんご園、代表の千田巧です。
【樽輪りんご園】
正式名称:(株)樽輪りんご農園
所在地 :岩手県奥州市江刺
代 表 :千田 巧
生産物 :りんご
R6追記 :令和6年5月1日に農事組合法人樽輪りんご生産組合
から組織変更し設立。
◆主な生産品種と収穫&出荷時期◆
8月中旬~ :紅ロマン
9月上旬~ :江刺ロマン
9月上中旬~:つがる
10月上旬~ :トキ
10月上中旬~:ジョナゴールド
10月中下旬~:奥州ロマン
11月上旬~ :シナノゴールド
11月上旬~ :王林
11月中旬~ :藤原ロマン
11月中旬~ :ふじ
【千田 巧】
年 齢 :45歳
性 格 :すぐ調子に乗る目立ちたがり屋
でもビビりで人見知り
生 態 :午後5時を過ぎると独身になる5時から男
ド変態
好きな食べ物 :お刺身
好きなお酒 :米焼酎
休日の過ごし方:家庭菜園
ファミリーキャンプ
釣り
座右の銘 :なんでも生が一番の贅沢
特定商取引法に基づく表記
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