千田 巧 | 樽輪(たるわ)りんご園
2022.3.11ありがとうございます
樽輪りんご園、千田巧です。
今日は東日本大震災があった3月11日です。
忘れもしません、僕は震災が起こる4ヶ月前に生まれ故郷である岩手に帰りました。
震災当日はりんご畑で剪定をしていて、気持ち悪いほどりんごの樹がワサワサと揺れていたのを覚えています。
僕の住んでいる場所は、岩手の中でも内陸に位置する場所なので沿岸ほど大きな被害は無かったのですが、道路に亀裂が入り崩れた場所があったり、家の基礎や壁にヒビが入ったり、中には壁が崩れたりしているお宅もありました。
そして何より、電気が止まりガソリンがしばらくの間手に入らなかったのが大変でした。
震災を思い起こし命の大切さ命の尊さを考える今、ヨーロッパで起きている事には強い失望感と悲しみを感じます。
力と暴力で相手に中立化と非武装化を迫るなんてとてもナンセンスで、やってる事が無茶苦茶です。
あなたはいったい何を恐れて何に怯えているのか?と彼に問いたい。
ここで政治を語るつもりはありませんが、まさか21世紀に国連の常任理事国が侵略戦争を仕掛けるとは…、怖いです。
自然災害は止めることが出来ません、でも戦争は人の手で止めることが出来ます。
今からでも思い止まってくれることを願います。
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