長野県飯田市
殿倉由起子 | 株式会社太陽農場
りんご、リンゴジュース、シードル、ブナシメジ、アスパラガス
【太陽農場とは】
長野県飯田市でブナシメジ、りんご、アスパラガスを生産、販売しています。もともと蚕の生産が盛んで、蚕の餌となる桑を栽培していた場所をりんごに改植し、りんご栽培を50年近く前から始めました。
りんごの栽培が落ち着く冬の時期に収入源を、とエノキの栽培を始め、30年ほど前からブナシメジを栽培しています。
アスパラガスの栽培を始めたのは2014年から。シメジ栽培で出る培地と近くの酪農家さんからの牛糞からできる堆肥をたっぷり使って栽培をしています。春先のアスパラは柔らかく、地元の飲食店にも多く使っていただいています。
りんごで作ったお酒、シードルも2020年から販売を始めました。
【私が就農したきっかけ】
私が就農したのは2011年6月。
専業農家に生まれ育ち、小さい頃から手伝いばかりさせられた私は農業とは全く違う仕事がしたく、高校卒業後にイギリスの大学へ進学し、観光学を専攻し、ホテルでインターンシップなどを経験し、帰国後は東京の外資系ホテルに就職しました。
ホテル業が天職だと思い、楽しく働いていましたが、結婚を機に就農を考え始め、東日本大震災がおこったこともあり、実家の飯田市へ帰ってきて就農をしました。
女性が少ないと思われている農業界ですが、地元の農業青年クラブ、4Hクラブ、農業女子PJなどに参加するうちに女性の農業への参画がいかに大切なことかということを学びました。
農業をもっとたくさんの方に身近に感じてもらいたい。そう思い、就農する時に野菜ソムリエプロの資格を取得しました。野菜ソムリエプロとして、長野県の野菜果物の魅力を知ってもらえるような活動も行なっています。
2018年に長男を出産後は地元に根ざした活動を行なっていて、地元新聞のコラムの執筆、地元ラジオへの出演を行なっています。
【今後の夢】
夢は農家民泊、ゲストハウスを経営すること。
高校生の時にホテル業に憧れ、留学してホテル業を学びました。イギリスのエディンバラでインターンシップを経験したことでさらにホテル業が好きになりました。
就農する時に将来は自分で作った農産物を使ったカフェを開きたい、と思ったことが就農への後押しをしました。今はカフェと同時に自分が経験してきた宿泊業も行いたいと計画をしています。
新型コロナが蔓延するなか、飲食、宿泊業の開業がこういった危機に面していかに大変かということを肌で感じていますが、遠くからだけでなく地元の方達にも愛される施設を開業したいと考えています。
【太陽農場で栽培、販売している農産物】
*ブナシメジ 周年
*りんご シナノリップ 8月上旬
サンつがる 8月中旬〜下旬
秋映 9月下旬
シナノスイート 10月上旬
シナノゴールド 10月下旬〜11月上旬
サンふじ 11月下旬〜12月上旬
*アスパラガス 3月下旬〜5月上旬、6月下旬〜9月上旬
特定商取引法に基づく表記
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