長野県上田市
杉浦篤 | 杉浦農園
米(うるち米、もち米) 野菜
◆杉浦農園の杉浦です
長野県上田市・塩田平出身在住です。現在64歳、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用しない百姓を営んでおります。
お米は化学燃料に頼らず、自然の太陽と風の恵みで乾燥させています。
◆農家になった経緯
かねてより食品問題に関心があり、百姓(農業)をやるなら完全無農薬有機栽培をすると心に決め、以後10年間取り組んできました。 有機質肥料の難しさ、そして1番は除草のタイミングの難しさに何度も自信喪失になりかけ、萎える気持ちを振り絞りながら取り組んできました。今年(2021年)は今までの中で最も健康的なイネに育ちました。我ながら10年目にしてようやく、やった!と思えるものが出来ました。
◆お米に最適な地・塩田平
ここ、塩田平は全国でも有数な年間降水量の最も少ない地域です。ため池が150近くあり、全国のため池百選にも選ばれています。日照時間が長く標高は460m、寒暖の差もあり土質は強粘土のためお米には最適な地です。
◆大切な微生物
有機肥料の中味は、動物性は使用せず植木の剪定技と野菜くずの堆肥・コヌカボカシです。基本的な考えとして、人間と植物・土壌は同じと考えます。昔に比べ作物も人間の身体も含有される微生物が極端に少なくなり、アトピー等病気になりやすい環境に加え作物のまずさの原因になっています。我が家では味噌・醤油・酒・糠漬け・麹等、発酵食品はすべて自家製です。これらの発酵食品と米・野菜を食べることの幸せを日々感じています。
植物性の堆肥に加え、くず米を発酵させたドブロク・EM菌の1つである光合成細菌(農家は土のガス湧きの分解として使うが、放射能さえも分解してしまうという極めて有能な微生物)と、人間にも必須なカルシウムを1000倍吸収しやすい状態にするため、石灰を水溶性の乳酸カルシウムに発酵させたものを田畑に流し込み、微生物が生き生き育つ土壌に育てました。まだまだ試行錯誤中ですが楽しみながら今まで生かされてきた人生を、これからは皆様に少しでも恩返ししながら行きていきたいと思っています。我が家へもぜひ気軽に訪れてください。お待ちしています。
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