長野県安曇野市
長澤 雅子 | 『信州ゆめクジラ農園』
レストラン野菜・西洋野菜・カラフル野菜・マイクロ野菜
【ごあいさつ】
雄大な北海道の一番南海のある函館で生まれ育ち、都心で生活後、10年前に信州安曇野へ移住しました。現在、信州ゆめクジラ農園の代表を務めています。
農園名を『ゆめクジラ』と名付けたのは、2つの理由があります。
1つは故郷の思い出を大切にしたい気持ちから。
もう一つは、この山に囲まれた美しい信州に、もしも雄大に泳ぐクジラが現れたら!「みなさん自然に笑みがこぼれませんか?」
人々の優しいほほ笑みをイメージして『信州ゆめクジラ農園』と名付けました。信州ゆめクジラ農園は、小さなレストラン専門野菜農家です。
なぜ、小さなレストラン専門と銘打っているのか?
うちの野菜は華やかな反面、料理方法が分からないからと、興味はあっても購入に至らないケースがほとんどです。これでは、たくさんの人に食べてもらいたいのに、それが叶わない。。。値段を、下げるべきか、売り場を、変えるべきか。農業を始めた時はそんな葛藤の日々でした。
そんな中、珍しい野菜を作る農家は貴重な存在だからとたくさんのシェフから励ましや応援をいただきました。
そして、気がつきました。シェフと言う専門家の手に委ねるということに。シェフなら食材の背景も全てひっくるめて食べる人の胃袋と心に感動を伝えられる!!
私が考えるご馳走とは、農家、料理人、食べる人が三位一体となって作り出すものだと思っています。
個性的な野菜は食べる人の好奇心をそそるお料理へ変身します。
お皿を見た瞬間、知りたいなぁ、聴きたいなぁ、、と、
食べる人は料理人の言葉が聴きたくなります。
もう、その瞬間から始まっています。
最高の笑顔でご馳走を口にする、至福の時間。
そんな風にレストランに売ることに没頭している中、
もう一つ出会ってしまいました。
『ポケットマルシェ』に。。。
『ポケマル』なら、それが出来る。
食事する場所がレストランじゃなくても
料理する人がシェフじゃなくても
知りたい、食べたいと思う人と出会う魔法のアプリ☆
【農家になったきっかけ】
「信州は野菜が美味しい!!!」
この地を始めて訪れた時に、忘れかけていた懐かしさと感動がビビビッと蘇ったのです。都会で生活するうちにぼやけていた味覚や感覚。道産子の血が騒ぎました。
そして、農家に泊まり込みでお手伝いに入り農的生活を初体験。農と生活が密接な関係にある安曇野に魅了されて移住しました。始めは農家民宿でアルバイト。宿泊客へ宿の畑で採れた作物を調理し言葉を添えてお出ししていました。作物が育った背景を知り、食事をする人々が感動する様子に多く触れるうちに、農家になろうと決めました。
【思いを形に】
自分で野菜を栽培し、加工品まで生産し、日本中に美味しいを届けよう!と意気込み、6次産業化を目指して農業の道に足を踏み入れたものの、いざ初めてみると壁にぶち当たることが多く、雑草や病害虫との闘いにも精魂尽き果てることもしばしば。
この信州の地で育つ野菜の魅力を、より多くの人に伝えるにはどんな方法があるのか?
いつしかそんな思いを人にわかちあうようになり、少しずつ仲間が出来ました。農園を管理する仲間や生産を分担し協力し合う仲間は世代を問わず、30~80代。それぞれの経験や各々の圃場の特性を掛け合わせることで多品種の野菜を生産販売することが可能になりました。そして、車で数分の距離にある農家同士が協力することにより、首都圏には採れた翌日にお届けできるほど、鮮度の良い野菜を供給することも実現しています。
また、生産者と地域のレストランシェフとの交流の場をつくり、情報交換をすることにより、生産の現場に張りと活気が生まれました。野菜を使うシェフにも栽培状況を知っていただくことに繋がり、いっそう腕を振るっていただくことが出来ています。
【ゆめクジラ農園の目的】
美味しさもさることながら、ひとつひとつの野菜が育った環境や背景と野菜それぞれの個性(色・形・性質)もシェフの手によりひと皿の中に!!
『お客様に 思い出に残る ひと皿を。』を合言葉に、信州から野菜の魅力を発信し続けます。
そんなゆめクジラの野菜で、ご家庭のお料理も彩り豊かなひと皿に!!
特定商取引法に基づく表記
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