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佐藤昭子

福島県耶麻郡西会津町

佐藤昭子 | 株式会社キノコハウス

米粉、食パン、米

◆キノコママと呼ばれています 株式会社キノコハウス代表佐藤昭子です。キノコママと呼ばれています。福島県西会津町在住です。会社の名前は、震災前までキノコ(シイタケ・キクラゲ)を生産していたので、現在は、キノコは生産していませんが、そのままキノコハウスでお米とメープル(イタヤカエデ樹液)加工品をつくっています。でも、、いつの日か、キノコで復活したい思いもあります。 ◆株式会社キノコハウス 理念 当会社は、世界に生を受けたものすべてが元気になることを念願し、 地域を愛する心をもって事業をおこない、安心・安全・安らぎを提供することにより、 地域から必要とされる存在になりたく思う。 ◆会社案内 限界集落における産業の立ち上げ及び新規雇用の創出 地域資源を生かした商品開発 農山村に若者を呼ぶ取り組み 西会津地域の情報の発信 ◆脱サラして農家に もともと、主人の実家が西会津の農家でした。義父母が75歳になって、少し、仕事が大変そうになってきたのを見ていて、そろそろタイミングかなと感じて、脱サラして農家になりました。わたしたちは、農業の前は、埼玉県で地方公務員(中学校教師)をしていました。早いもので、脱サラして17年目になりました。(2018年現在) ◆消滅可能性集落の400年続く田圃で ご先祖様が400年前に開墾してくださった山のてっぺんの田圃で、お米(コシヒカリ)を育てています。奥川源流米と名前を付けました。田んぼに入る水(飯豊連峰伏流水)は飲めます。減農薬で育てています。「わたしたちの体は、わたしたちの食べたものでできている」人の体の中になるべく有害なものは入れたくないという思いから、無添加にこだわって加工品もつくっています。田んぼのわきにあるイタヤカエデの樹液からメープルサイダーも産まれました。ここ西会津奥川は、限界集落を超えた消滅可能性集落です。ドンドン、田んぼは耕作放棄され荒れています。なんとか、ご先祖様の開墾して下さった田圃を子孫たちで守っていきたいと思います。主人は15代目です。 ◆本当に豊かな暮らしとは?上流に暮らすキノコハウスのこだわり 本当に豊かな暮らしってなんでしょうか? 大自然の恵をいただきながら、健康で、いきがいをもって年を重ねていけたら…そんな暮らしのモデルのひとつがキノコハウスです。 キノコハウスは川の上流にあります。むしろ、源流です。 限界集落だとか、不便だとかマイナスの条件がそろっているように思っておいでの方々に、ここの暮らしは最高に安心・安全・安らぎがあることを発信したいと思います。 美味しい空気・水 そして安心・安全な食料・さらに有害電波のない排気ガスのないよけいな人工物のない空間・四季折々の美しい農山村風景・そんな山のてっぺんの棚田でお米づくりをしています。 ◆メッセージ 農のある暮らしは豊かな暮らしです。食料が確保されているからです。 農業は「生命産業」です。食べ物を生産するからです。 さらに、上流がなくなれば、中流にも、下流にも影響がでることをお伝えしたいです。皆さんの忘れかけている何かをキノコハウスは、ここ西会津奥川から発信していきたいと思います。 どうぞ、都会の皆様、西会津奥川の消滅を1日でも遅らせることができますよう、応援よろしくお願いします。 ◆今後の活動の方向性・ビジョン 限界集落における雇用の創出 若者達による農村の活性化 日本の農林業への提言および農林業の普及活動 食料救助活動の準備 棚田などの保全活動 山や畑の有効利用および保全 間伐材の有効利用 高齢者の生きがいづくり ◆米と水のプロジェクトの成り立ち 平成23年3月11日の東日本大震災後、すぐにおかゆの缶詰を被災地へ届ける活動を3月17日からスタートしました。被災地の災害時要援護者の方々が、食事で苦労されているため、おかゆの缶詰をつくってお届けしました。皆様のご支援で、10,000個のおかゆの缶詰を届けることができました。このプロジェクトは、キノコハウスのCSR(Corporate Social Responsibility)として、ずっと続けていきます。 ◆米と水のプロジェクトの目的 私のふるさとは大都会の東京。自分のふるさとの何か役に立ちたいなあ。もしも、大都会に災害が起こって、食糧がなくなったら・・・。私は身近に「米と水」がある。そんなことを真剣に考えるようになりました。そして、災害時に役に立つように、「おかゆ」の缶詰をつくろうと思いました。賞味期限は3年ですから、非常用にもなります。缶は、缶切りのいらないプルトップのスタイルにしました。赤ちゃんからお年寄りまで。離乳食からとろみ食まで、ヘルシーだから、若い女性にもいいかも。ご家族(とくに赤ちゃんやお年寄りのいるご家庭)の食糧を、どうか、備蓄しておいてください。赤ちゃんやお年寄りには「かんぱん」のようなものは、やさしくないように思います。お米も非常時には、電気もガスも水道もなければ、食べることができないと思います。備えあれば憂いなし。
特定商取引法に基づく表記

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