山梨県南アルプス市
石井奈実絵 | 陽の果農園
さくらんぼ、桃、食用ほおずき
◆陽の果農園の石井です
山梨県南アルプス市という地域で、妻と3人の子どもたちと生活しながら、農業を営んでいます。
陽の果農園の「陽」という漢字は、実は3人の子どもの名前にも付けています。農園は4番目の子どもというイメージで、太陽の光をたくさん浴びた果物たちを育てています。
◆娘たちの笑顔を見て、移住を決意
1人で暮らしていた頃は、さほど食について関心はなかったのですが、家族ができ、子どもが産まれて、可能な限り、安心安全なものを食べさせてあげたいと思うようになりました。妻の実家が山梨の兼業農家だったこともあり、旬の時期には愛情たっぷりの新鮮な果物がたくさん届きました。その果物を食べているときの娘たちの表情は、何とも言えず幸せそうで、そんな笑顔を作る作業を自分でもできないか…と思い始めたのがきっかけで、山梨への移住を決意しました。
◆山梨県内でも有数の恵まれた土地で
清流の故郷と呼ばれる「南アルプス市」は、内陸性気候で寒暖差も大きく、果物の生産に適した気候です。国内最大級の御勅使川(みだいがわ)扇状地の上にあるため、土壌の水はけも大変良いです。そのため、山梨県内でも有数の果物作りに適した産地とされています。陽の果農園でも、その恵まれた大地で、サクランボ、桃、ブドウ等を育てています。
◆「美味しい」の声が聞きたいからこそ
自分が農家になって、どんな果物や野菜でも、生産者が何か月もの間、惜しみなく労力を注ぎ、大切に育てているものなのだと当たり前のことを改めて感じました。農家は1年中、天候や害虫、病気…等、自然と闘い続けています。休みもほとんどありません。でも、それができるのは、食べてくれたお客様の「美味しい」の声を聞きたいからこそ。辛いときこそ、お客様の笑顔や感想コメント等を思い出し、丁寧に、丁寧に作業をしていこうと、心の中で何度も呟きます。
◆果物を通して南アルプス市の良さも伝えたい
南アルプス市は果物も美味しいですが、自然豊かで、富士山も美しく観ることができる、ある種パワースポットのような地域だと思います。果物を通じて、南アルプス市の良さも伝えていけたらと思っています。
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