輪田健二 | 輪田ブドウ園

◆輪田ブドウ園の輪田健二です 大阪生まれ、三重県伊賀市在住です。妻と３人の子供がいますが、私一人でブドウを栽培しています。 ◆公務員を早期退職し、自分で農業を始めました 幼少期から植物に触れることが好きで、大学は農学部に進学しました。公務員として、農業関係の仕事をしていましたが、自分で農業がしたくなりました。30年間の勤めを節目に、早期退職し、ブドウ園を始めました。 ◆ブドウの生産に適した伊賀市 私が住む伊賀市は忍者の里、松尾芭蕉の生誕地として有名です。盆地気候で、雨が少なく、収穫期の昼夜の気温差が大きく、ブドウの生産に適しています。 ◆種ありの栽培にこだわっています 市場では種なしブドウが主流ですが、種なしにすると風味がなくなり、味が悪くなるので、当園では、デラウェア、シャインマスカット以外は種あり栽培をしています。 また、国が育成した「安芸クイーン」は上品な甘さがあり非常においしいブドウですが、栽培が難しいので、全国的にあまり栽培されていません。当園では約40％が「安芸クイーン」で、種あり「安芸クイーン」にこだわって栽培しています。 ブドウは病気に弱い植物ですが、ビニール被覆により雨に当たらないようにし、病気の発生を抑制し、農薬散布回数と散布量を削減しています。肥料も鶏糞を少し施用するだけで、無肥料に近い状態で栽培しています。