ポケマル/ポケットマルシェ
  1. 産直・通販のポケマル
  2. 生産者一覧
  3. 静岡県の生産者
  4. 高橋博之 | 株式会社陽だまりファーム
  5. 高橋博之さんの投稿

高橋博之さんの投稿

  • 2025.5.27
    みんなの投稿の画像
    【梅の収穫、はじまりました】今年も爽やかな梅の恵みをお届けします! こんにちは、陽だまりファームです。 初夏の風にのって、梅のいい香りが広がる季節となりました。 今年も元気いっぱいの梅たちが実り、収穫をスタートしました! 朝摘みの新鮮な梅を使って、「梅シロップ」「梅ドリンク」「梅ジャム」の仕込みも本格化。 さらに、ご好評いただいている冷凍梅の販売も始まりました! ________________________________________ 【今年のおすすめラインナップ】 🍯 陽だまりファームの梅シロップ 完熟手前の青梅を砂糖と一緒にじっくり漬け込み、梅の旨みをぎゅっと引き出したシロップ。 水や炭酸水で割るだけで、爽やかな香りと酸味が楽しめる万能アイテムです。 かき氷やヨーグルトにかけても絶品! 🥤 すぐ飲める梅ドリンク すぐに楽しみたい方にはこちら!梅シロップをベースに、ちょうどいいバランスで割った「梅ドリンク」をご用意。 冷やしてそのままゴクゴク。 お仕事や家事の合間、リフレッシュしたいときにぴったりです。 🍯 果肉たっぷり梅ジャム 青梅をていねいに下ごしらえし、じっくり煮込んで仕上げたジャム。 梅ならではの爽やかな酸味と香りがふんわり広がります。 パンやヨーグルトにはもちろん、チーズやクラッカーとも相性抜群。 🧊 冷凍青梅も販売スタート! ・収穫後すぐに冷凍し、風味そのまま ・梅酒、梅味噌、梅シロップなど“梅しごと”にぴったり ・必要な分だけ解凍して使えるので便利! ________________________________________ 【梅の加工品の魅力とは?】 梅には、クエン酸やポリフェノールなど、カラダに嬉しい成分がたっぷり。 暑さで食欲が落ちやすい季節でも、梅の酸味と香りがスッとカラダに染みわたります。 • 梅シロップは自分好みにアレンジできる万能選手 • 梅ドリンクはすぐ飲める手軽な一杯 • 梅ジャムは食卓をちょっと贅沢にしてくれる存在 • 冷凍梅はあなたの「梅しごと」に大活躍 すべて自然の素材を大切にし、余計なものは加えていません。 自然の恵みをそのまま閉じ込めた、安心の美味しさです。 ________________________________________ 【数量限定!ご予約受付中】 陽だまりファームの梅加工品は、素材の良さを大切にした数量限定品。 毎年リピーターの方にご好評をいただき、売り切れになることもあります。 📦オンラインショップで販売中 ________________________________________ 自然の恵みがぎゅっと詰まった、初夏だけの味わい。 あなたの暮らしに“梅しごと”の楽しさをプラスしませんか?
    いいね!
  • 2025.5.26
    みんなの投稿の画像
    夏を乗り切る自然のちから。今年は少量だけ、梅の恵みをお届けします こんにちは。 陽だまりファームから、うれしいけれど少し切ないお知らせです。 今年も、小梅の収穫が始まりました。 昨年は天候不順の影響で小梅がほとんど実らず、梅のジュースを一切作ることができませんでした。 そして今年も…残念ながら豊作とは言えず、収穫量は限られています。 それでも、丁寧に育ててきた農薬不使用の小梅を、今年もひとつひとつ手作業で収穫し、 できるだけ多くの方に楽しんでいただけるよう、希少な梅ドリンクと梅シロップを製造中です。 体が喜ぶ、夏にぴったりの爽やかドリンク 私たちの梅ドリンクと梅シロップは、小梅の風味がぎゅっと詰まった、まさに自然の恵み。 暑い夏には、水や炭酸水で割っていただくだけで、疲れた体をすーっと癒してくれます。 クエン酸たっぷりで、熱中症対策や夏バテ予防にもおすすめですよ。 また、ヨーグルトにかけたり、かき氷のシロップとしても相性抜群。 キッチンでのアレンジも楽しい商品です。 農薬不使用の梅だからこそ、やさしい味わい 私たちの小梅は、農薬を一切使用せずに育てています。 自然のままの畑で、手間ひまを惜しまずに育てた梅は、皮がやわらかく香り高いのが特徴。 口に入れると、どこか懐かしい、やさしい味わいが広がります。 子どもから大人まで、安心して飲んでいただけるのが自慢です。 数量限定です。ご購入はお早めに 在庫はほとんどなく、今年製造する梅ドリンクと梅シロップも数量に限りがあります。 完売となり次第、次回の販売は来年の収穫までお待ちいただく形になります。 そのため、今年は「早めのご購入」をおすすめしております。 販売情報については、SNSやオンラインショップでも随時お知らせしてまいります。 自然のめぐみを大切にした、希少な梅ドリンク&梅シロップ、ぜひご賞味ください。
    いいね!
  • 2025.5.23
    みんなの投稿の画像
    小さな実に、ひとつぶの想いをこめて 5月下旬、みかんの花が静かにその役目を終え、枝先には小さな青い実が姿を現しはじめました。まだほんの数ミリほどの小さな命ですが、風に揺れるその姿に、私たち農家は何度でも心を打たれます。 毎年のことなのに、見つけた瞬間、つい顔がほころんでしまう――そんな大切な瞬間です。 みかん農家にとっては、ここからが本当の勝負どころ。収穫までは半年以上。毎日、畑に通っては木の状態を見守り、必要な手入れを重ねていきます。自然が相手の農業では、思い通りにならないことの方が多いものです。日差しが強すぎれば果皮が日焼けし、雨が続けば病気のリスクが高まります。風の強い日には、枝が折れたり、せっかく実った果実が落ちてしまうこともあります。 それでも、私たちはこの仕事が好きです。 草を刈り、病害虫の兆候を探し、枝を間引いて風通しを良くする。地味で地道な作業ばかりですが、その積み重ねがやがて一玉のみかんの味に変わっていくと信じています。私たちの農園では、有機肥料100%にこだわっています。土を育てるところから始まり、木が本来持つ力を信じて、余分な手は加えず、必要なときにだけしっかりと支えてやる。そんな自然のリズムに寄り添う栽培を心がけています。 もちろん、すべてが思い通りにいくわけではありません。台風が近づけば不安で眠れない夜を過ごすこともありますし、猛暑が続けば水の管理に頭を悩ませます。でも、「美味しかった」「また食べたい」――そんなお客様の一言が、何よりも励みになります。 農業は、結果が出るまでに時間がかかる仕事です。いま目の前にある小さな実が、皆さんの手に届くのはまだまだ先のこと。でも、だからこそ、その一粒に込められる想いは深く、強いのだと思います。一本一本の木に話しかけるような気持ちで、毎日畑に立っています。「今年もどうか、無事に実ってほしい」と願いながら。 農業は決して楽な仕事ではありません。でも、この仕事には、人の心を動かす力があります。自然と向き合い、みかんの木と対話しながら、私たちは今日も畑に立ちます。皆さんの食卓に、笑顔とともに届くように。小さなみかんの実と一緒に、私たちの挑戦も、また静かに始まっています。
    いいね!
  • 2025.5.4
    みんなの投稿の画像
    みかんの花が咲き始めました|春から始まる、実りへの第一歩 静岡県三ヶ日町、陽だまりファームでは、いまみかんの花が咲き始めています。 真っ白な花びらが枝先にぽつぽつと開き始め、畑一面にほんのり甘くやさしい香りが漂っています。この香りに包まれると、「今年も始まったな」と心が引き締まるのです。 この小さな花の一つひとつが、やがて青く小さな実になり、秋から冬にかけての収穫を経て、あのまるくて甘い三ヶ日みかんになります。けれど、実がなるまでは簡単ではありません。花が咲いた今が、実は農家にとってのスタートライン。これからの季節は、摘果や病害虫の防除、雑草管理、台風への備えなど、地道で大切な作業が続きます。 私たち陽だまりファームでは、「想いの語れる農産物を作り、働く人が笑顔となる持続的農業」を掲げ、一本一本の木と向き合いながら、みかん作りに取り組んでいます。見えないところにこそ手間をかけること。それが、味わったときに「おいしい」と言ってもらえるみかんにつながると信じています。 みかんの花は、香りも特別です。柑橘の花の中でもとくにやわらかく上品な香りで、「香りの女王」と呼ばれることもあります。この時期の畑では、花の香りに誘われてミツバチが元気に飛び回る姿も見られます。花粉を運ぶことで自然と実がつく――そんな自然の営みに、毎年のことながら胸を打たれます。 ちなみに、枝に咲いたすべての花がそのまま実になるわけではありません。自然に落ちるものもあれば、人の手で間引くものもあります。残された果実には、その分だけ栄養と太陽の恵みが注がれ、濃厚な味わいに育っていくのです。 三ヶ日みかんは、日照時間の長い土地と水はけのよい傾斜地、そして浜名湖から吹く風のおかげで、甘さと酸味のバランスが抜群。陽だまりファームでは、JGAP認証を取得し、安心・安全にも配慮した栽培を続けています。さらに近年は、みかんジュースやシロップ漬けといった加工品づくりにも力を入れ、6次産業化にも取り組んでいます。 春に咲いた花が、秋には実を結び、冬に皆さんの食卓へ。 その一連の流れの始まりが、まさにいま。 一年の営みを想像しながら、満開の花を見つめるこの季節が、私たちはとても好きです。
    いいね!
  • 2025.4.30
    みんなの投稿の画像
    【お知らせ】浜松市「農業経営塾」第6期生 募集開始!私も講師として登壇します! こんにちは、陽だまりファームの高橋です。 農業を仕事にしている皆さん、「この先どう経営を続けていこうか」「人材育成ってどうすれば?」「もっと売上を伸ばしたい!」――そんな悩み、ありませんか? 実は、浜松市主催の【農業経営塾】が、まさにそういった農業者のための学びの場なんです。 ただいま第6期生の募集がスタートしています! ■ 農業経営塾ってなに? 浜松市が力を入れている農業者育成プロジェクトで、 ・会計やマーケティングの基礎 ・リーダーシップと人材育成 ・ビジネスモデルの構築 ・経営者としての思考法 など、実践的な内容を体系的に学べる全10回の講座です。 毎年、地元で本気の農業に取り組む仲間たちが集い、学び合いながら経営のヒントを掴んでいます。 ■ 今年は、私も講師として登壇します! ありがたいことに、今年は私も「経営実践者の成功・失敗事例」パートの講師として参加させていただきます。 輸出や6次産業化、スタッフの採用や定着、そしてSNSやネット販売による販路拡大など、 実際に私が現場で経験してきたリアルな話を包み隠さずお伝えする予定です。 もちろん、成功だけでなく失敗談も赤裸々に(笑)。 「農業は現場が全て」と思っていた私が、考え方を変え、経営者としてどう動いてきたのか―― そんな視点が、きっと参加者の皆さんにも役立つはずです。 ■ こんな方におすすめ! • 経営をもっと仕組み化したい • 後継者として自信をつけたい • 農業を“仕事”として伸ばしたい • 同じ想いを持つ仲間とつながりたい ■ 詳細・お申込みはコチラ 👉 浜松市 農業経営塾公式ページhttps://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/nousei/portal/noukeieijuku.html • 募集締切:2025年5月12日(月) • 対象:浜松市在住・市内で営農中の農業者または後継者・従業員等 • 定員:15名 • 年間受講料:10,000円 私自身もこの場を通して、皆さんと出会えるのをとても楽しみにしています。 一緒に、これからの農業をもっと面白くしていきましょう!
    いいね!
  • 2025.4.28
    みんなの投稿の画像
    こんにちは。陽だまりファームです。 いつも陽だまりファームをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。 【休業期間】 令和7年5月3日(土)~5月6日(火) 期間中は、農場業務・出荷作業・お問い合わせ対応をお休みさせていただきます。 休業期間中にいただきましたご注文やお問い合わせにつきましては、5月7日(水)より順次対応させていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。 新緑が美しい季節、皆さまにとって素敵なゴールデンウィークになりますよう、心よりお祈り申し上げます。 今後とも陽だまりファームをよろしくお願いいたします。
    いいね!
  • 2025.4.25
    みんなの投稿の画像
    🌱新人歓迎会を開催しました!〜陽だまりファーム、未来へつなぐ仲間たち〜 こんにちは、陽だまりファームです。 本日、私たちの農園で新人歓迎会を開催しました🌸 まだ肌寒さの残る春の日でしたが、会場には笑顔と温かい拍手が満ちていました。 🌼家族2人から始まった農園、そして就農という転機 陽だまりファームは、もともと家族2人で営んでいた小さな農園でした。 毎日の作業をコツコツと積み重ね、地域に根ざしてみかんを育てていました。 そして転機が訪れたのが、現社長が就農した時。 「もっと可能性のある農業をしたい」「持続的で、想いの語れる農産物を届けたい」 そんな熱意が加わったことで、事業は大きく動き始めました。 それからの数年で、規模拡大、新しい商品開発、そして雇用の創出へとつながり、 いまではたくさんのスタッフが集う農園へと成長しています。 🌸2年連続!新卒採用を実現できる農園に そして今年も、新しい仲間を迎えることができました! なんと、2年連続で新卒採用を実施。 若い世代が「ここで働きたい」「この農業に未来を感じる」と選んでくれたことは、 何よりも嬉しく、誇りに思っています。 「農業=大変そう」というイメージがまだまだ根強い中で、 それでも陽だまりファームに飛び込んでくれる若者がいること。 その信頼に、私たちは応えなければなりません。 🍊スタッフの力が、陽だまりファームの宝 歓迎会は地元の飲食店で開催。 おいしい料理とお酒を囲みながら、普段なかなか話せないことも語り合い、 新しいスタッフとの距離がぐっと縮まる、あたたかな時間になりました。 残念ながら、当日は全てのスタッフが参加できたわけではありませんでしたが、 それでも和やかで温かい雰囲気の中、新たな門出をみんなで祝うことができました。 現在、役員を含め13名で運営しています。 それぞれの個性や得意分野を活かしながら、チームで力を合わせて日々の業務に取り組んでいます。 緊張していた新卒スタッフも、先輩たちの笑顔や優しい言葉に自然と打ち解け、 終始なごやかな雰囲気で、笑顔の絶えないひとときでした。 🌞若い人に選ばれる農業を目指して 私たちは、**“人が笑顔で働ける農業”**を本気で目指しています。 新しい取り組みや働き方の工夫、技術の継承、地域とのつながり…。 変化を恐れず、進化し続ける農園でありたいと思っています。 これからも、「ここで働けてよかった」と思ってもらえる職場づくりを、 スタッフ全員で一緒に育てていきます。 🌈陽だまりファームは、これからも“人”を大切に、 そして“想い”を農産物に込めて、未来へと進んでいきます。 新しい仲間とともに歩む日々が、今からとても楽しみです!
    いいね!
  • 2025.4.24
    みんなの投稿の画像
    🍊ミカン農家の天敵!?カメムシ被害とその対策について こんにちは、陽だまりファームです。 今回は、ミカン栽培において避けては通れない「カメムシ被害」について、実際の現場での経験をもとにお話ししたいと思います。 🐞カメムシってどんな虫? カメムシは「果実吸汁性害虫」と呼ばれ、口針を刺して果実の果汁を吸うことで被害をもたらします。ミカンのほかにも、ナシやモモなど多くの果樹に被害を与える厄介な存在です。 見た目は楯形の体型で、独特な臭いを放つのが特徴。農家にとっては、その匂い以上に「吸われた果実が商品にならなくなる」ことが深刻な問題です。 🧃カメムシ被害の特徴 ミカンにカメムシが吸汁すると、果皮に針の跡が残るだけでなく、果肉が硬くなり、変色するなどの品質低下が発生します。見た目にはあまり変化がないこともありますが、食べてみると明らかに違う。これは商品価値の大きなマイナスです。 特に着色期(9月〜10月頃)に被害を受けた果実は、見た目の判断が難しいため、選果にも苦労します。 🛡️カメムシ対策の基本 カメムシ被害への対策は、年ごとの天候や周囲の環境によって大きく変化します。 自然を相手にする農業では、「これをやれば完璧」という方法はありません。カメムシを完全に排除することは難しく、むしろ生態系の中でどう共存していくかが大きなテーマです。 たとえば、カメムシには天敵となる昆虫や鳥がいます。これらの生き物を守りつつ、必要最小限の防除を行うには、バランス感覚が求められます。下草を刈りすぎれば土壌の乾燥を招き、逆に放置すれば害虫の温床にもなる。そんな繊細な自然との駆け引きが日々の作業の中にあります。 農業は、食物連鎖のどこか一部だけを切り取ることができない仕事です。虫も鳥も草も木も、全部がつながって、はじめて一つの「農」の風景が成り立っています。 被害に悔しい思いをしながらも、毎年「どうしたら自然と折り合いをつけられるか」を考え続ける。そんな試行錯誤の連続が、私たちの農業なのです。 🧑‍🌾まとめ カメムシとの戦いは、毎年のように繰り広げられるミカン農家の宿命。しかし、自然の中で営まれる農業においては、すべてを制御することはできません。 だからこそ、自然の声に耳を傾け、共に生きる工夫を重ねていく。そんな営みの中で育ったミカンには、きっと“生きた味”が詰まっています。 これからも、安心して美味しいミカンを届けられるように、一つひとつ丁寧に育てていきます🍊 カメムシは本来、山の虫!  普段は山の中で、ドングリや木の実、草の汁を吸って暮らしている。 山が“豊作”の年は果樹園のカメムシ被害が減る!  ドングリや木の実が多いと、わざわざ降りてこない。 刺されると意外と痛い!  一部のカメムシ(特に肉食系)は人間の皮膚を刺すこともある。 洗濯物にくっつくのは“日光浴”のため  暖かくて日当たりのいい布団や洗濯物が大好き。
    いいね!
  • 2025.4.21
    みんなの投稿の画像
    【みかんの花の季節がやってきます】 こんにちは。陽だまりファームです。 春の陽気が心地よい季節となりました。 畑では、みかんの木々にかわいらしいつぼみがポツポツと姿を見せはじめています。 毎年この時期になると、「今年もいよいよ始まるな」と気持ちが引き締まるのを感じます。 みかんの花は、真っ白で小さく、そしてとても上品な香りを放ちます。畑一面が甘く爽やかな香りに包まれるこの時期は、私たち農家にとって特別なひとときです。 花が咲くということは、今年の実りに向けての第一歩。 どの木も元気に花を咲かせてくれるよう、日々の管理を丁寧に行っています。 みかんの花の香りには、リナロールやネロリドールといった癒しの成分が多く含まれており、アロマオイルや香水の原料としても使われることがあります。 ふわっと香る甘く爽やかな香りは、畑での作業中にふと心を和ませてくれます。 花の咲き具合を見ると、その年の収穫量や実の状態をある程度予測することができるため、農家にとっては大切なサインでもあります。 また、品種によって花の大きさや香りの強さが微妙に異なるので、それぞれの木の個性を感じながら作業を進めるのもこの時期ならではの楽しみです。 気がかりなことも… 一方で、みかんの花が咲きはじめるこの時期から、私たちの間では「カメムシが出てこないかな…」という声も聞こえてきます。 カメムシは花や幼果を吸汁し、果実に傷が残ったり変形したりする厄介な害虫。 特に近年は暖冬の影響で発生時期が早まる傾向があり、花が咲いている間の防除はとても重要になっています。 さらに心配なのが、ここ数年の自然災害の多さです。 記録的な豪雨や強風、台風の大型化など、予測しづらい気象の変化が収穫までのリスクを高めています。 私たちも、防風ネットの設置や排水管理の見直しなど、できる対策を一つひとつ積み重ねています。 みかんの花は一斉に咲いて一斉に散るため、その美しさを堪能できるのはほんの数日だけ。 だからこそ、その瞬間の香りや風景がより一層心に残ります。 今年も自然の恵みに感謝しつつ、どんな気候でもおいしいみかんを届けられるよう、一歩一歩丁寧に歩んでいきたいと思います。 また花が咲き揃ったら、その様子を写真とともにお届けしますね。 皆さんのもとにも、この春の香りと、ほんの少しの農家の想いが届きますように。
    いいね!
  • 2025.4.20
    みんなの投稿の画像
    【ゆら早生の畑、はじめました🍊】~未来のみかんが育つ場所~ こんにちは、陽だまりファームです。 今年、私たちの畑に新しい仲間が加わりました。 それは…ゆら早生(わせ)みかんの苗木たち! 陽だまりファームでは今回が初めてのゆら早生の植え付け。和歌山県由良町で生まれたこの品種は、やわらかな果肉に、甘さと酸味の絶妙なバランスが魅力。早生(わせ)の名の通り、収穫時期も早く、じつはこのゆら早生のおかげで今後は例年よりも早い時期からみかんを販売できる予定です。 長年実をつけてくれた古木に感謝を込めて畑を一新。今はまだ小さな苗木たちですが、この畑が数年後にオレンジ色に染まり、皆さまに喜んでいただけるみかんを実らせる日を思うと、ワクワクが止まりません。 今回のショート動画では、新しい畑の風景をご紹介しています。 青い空、陽をたっぷり浴びる整列した苗木たち…未来への期待がぎゅっと詰まった景色を、ぜひご覧ください。 この畑がどんなふうに育っていくのか。 そして、新しい収穫の季節がどんな風景になるのか。 今後も成長の様子をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに! 未来のみかん畑、ぜひ応援してくださいね😊
    いいね!
51-60表示/550件中