茨城県つくば市

須藤一雄

すどう農園

アスパラガス、里芋

◆こんにちは!すどう農園です
すどう農園の須藤一雄です。
2010年、横浜から家族全員で茨城県つくば市に移住してきました。
4月から9月までグリーンアスパラガス、冬はサトイモを作っています。

海から畑へ…。
水産会社のサラリーマンからの脱サラです。少しづつ温めてきた夢とはいえ、家庭菜園の経験すらない全くの素人からスタート。色々な方々に助けていただき、失敗を繰り返し何とか現在に至っております。現在は春から初秋まではハウス12棟でグリーンアスパラガスを栽培、出荷。12月から1月まで750坪の畑で作付する里芋を出荷しています。

◆私が農家になったのは・・・
競争から共創へ
サラリーマン時代は20年間、主に水産物の買い付けと販売をやっていました。買い付けも競争、販売も競争。
文字通りしのぎを削る毎日でした。
人生の後半は、競争しない人生を送ろうと思うようになりました。
大切に素直にかかわれば、きっと植物は裏切らない。そして、競争という価値観で働くのではなく、生きがいとしての生業としては、こんなに充実できるものはないのではないか。
そんな思いの中、30歳代前半に一度は断念した農業への転職を再考したのはそんなころでした。
そして、そのことは自分だけではなく家族全員の生活全般も大きく変わることでした。
しかし、家族の理解と協力もあり、つくばの地に2010年移住することになりました。
最初の立ち上から考えると、耕作放棄地の開墾から始まり、育苗の失敗、植え付けの失敗などなど、数えたらきりがありません。
そして、7年目の現在、そんな試行錯誤もようやく軌道に乗り始め、今では多くの方々に助けられたり、すこーし助けになったり。
アスパラやサトイモの生育のお邪魔にならないように、共に育つ思いで、農業に取り組んでいます。

自分が作ったものを、『美味しい、うれしい』と言って食べてくださる幸せ。
ご縁をいただいているお客様の支えがあってこその賜物です。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、また今後もがんばっていこうと思う原動力にもなっています。
ありがとうございます。


◆2種類のグリーンアスパラ
<春アスパラ>
春はアスパラのハイシーズンです。
アスパラは、前年の夏から秋にかけて光合成によって地下の株に養分を蓄えます。そして春の訪れとともに地上に顔を出します。
ルチンの赤色に染まった穂先と緑色のグラデーションですらっと延びた茎はとても美しいものです。その色は茹でた時に、さらに際立ちます。食味は豊かでやわらかです。
また、夏に比べて太めのものが多くなります。これぞグリーンアスパラという醍醐味をお楽しみください。
冬の寒さの中、じっと土の中で眠り、地上に出てきたアスパラの子供たち。
春の恵みをお楽しみいただけると思います。
春物はお天気に左右されますが、四月から五月の連休あけくらいまでがシーズンです。

<夏アスパラ>
そして、7月初めから9月頃まで続く夏も、もう一つのシーズンなんです。
春のアスパラが、前年の夏から秋に蓄えた養分の力で土の中から顔を出すのに対して、夏のアスパラは、春に出たアスパラの中からこれ!という数本を選んで大きく育て葉を茂らせます。そして、太陽をいっぱい浴びた葉が光合成して作った栄養を根に送り、地下のアスパラたちが大きくなるのです。このたびお届けしたのは、そんなお母さんアスパラに育まれた元気な子供たちです。
夏の暑さを和らげるさわやかな食味をお楽しみいただけると思います。食べてしあわせ・・・と感じていただければ幸いです。

◆グリーンアスパラのこだわり
<柔らかさ>
お客様が調理する際、茎の硬い部分を切り落とすのはもったいない!
そこで私たちは収穫の際アスパラを長めに採って硬い部分をカット。
柔らかい部分だけをお届けしています。

<食味>
エグミの原因になる肥料分の窒素を極力抑えて、豊かな味わいをお楽しみいただけます。
アスパラは水と肥料が大好きです。しかし、収穫量を上げるために大量の肥料を入れてしまうと、水分とともに吸収されてすぐに『えぐ味』となって出てしまいます。
旬の力と育てる努力で“おいしい”と感じていただけるようがんばっています。

<鮮度>
アスパラは鮮度が命!収穫後、徐々に美味しさが失われていきます。
なので、少しでも鮮度を保つため収穫後すぐに冷蔵庫へ入れます。
その後、長さをそろえ太さの選別を行い、発送作業へ。
お店のアスパラと茎の切り口の状態を比べて見てください。

◆伝えていきたいこと・信念
物言わぬ植物たちですが、小さな種から芽を出してその後十年以上頑張ってくれるアスパラ、夏に力強い葉を茂らせる里芋、雑草も難敵ですがその生命力のすごさなど、愛おしさと感謝そして畏敬の念が湧いてくるのはこの仕事ならではと思っています。
そして、野菜嫌いの小さなお客様が『このアスパラだけはパクパク食べる』、
病で食が細くなっているお年を召したお客様が『食が進まないと言っていたけれど、食べている』
などのお話を伺うたびに、この仕事のだいご味を感じ、また感謝の念もわいてきます。

これからも『食べてHappy!育ててHappy!』をモットーに、試行錯誤しながらも欲張らず、楽しく頑張っていきたいと思います。

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