長野県佐久市
岩瀬 司 | 百笑農房
有機食用ほおずき・ポップコーン
◆プロフィール◆
はじめまして、こんにちは!
百笑農房は「野菜で笑顔に」と いう想いで「百笑農房」と名付けました。そして百笑農房のパーパス・ビジョン(存在意義)は「百笑農房の野菜を食べて思わず笑顔になり、感動・驚きをお届けしたい」です。
農房主は愛知出身で、実家は農家です。ですので、物心ついた頃から農業は生活の一部で、おのずと農業高校、農業大学校に進みました。卒業後はサラリーマンをしていたのですが、やはり、そのうち本格的に農業を始めたいと思いました。 特に、環境への負荷が少なくなるような農法でしたいと考えるようになりました 。早速に調べてみると 、長野県佐久市の就農ツアーを発見しました。締め切りが過ぎていたのを、何とか 無理を言って参加させてもらいました。それがきっかけで、最終的に 一念発起して、ここ佐久市で2015年4月に新規就農することになりました。実は、妻は以前に佐久市のスキー場でインストラクターをしていたことがあったので 、まさかのご縁にびっくりです。
国内ではとても希少な有機JAS認証を取得した食べるほおずきを中心にポップコーン、サニーレタス、グリーンリーフレタス、ジャーマンカモミールを栽培しています。これからも 百笑農房の野菜でたくさんの方々に笑顔・感動・驚きをお届けできるよう、すべての方々、地域、故郷に少しでも恩返しして、笑顔あふれる世界ができるように、これからも皆様とともに歩んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。
◆百笑農房のある地域◆
百笑農房がある佐久望月は 、信州東部の北に浅間⼭、南に蓼科⼭を臨む 標高約 700m(634m の東京スカイツリー より高い )の蓼科⼭麓にあり、気温差が大きく、澄み渡る伏流⽔や空気、日本屈指の晴天率の高さを誇る絶好の⾃然環境です。移住者にも親身に接してくれる方が多く 、とても暮らしやすい地域です。
◆百笑農房の「食べる宝石」ほおずきへの想い◆
ほおずきって食べられるの ? まさしく私達もそうでした。就農前にたまたま苗を譲り受け、好奇心で栽培したのがきっかけでした。育て方も分からず、そろそろいいかな?と恐る恐る食べてみると ・・・今まで 食べたことのないおいしさに 「ビビビッ」と、全身に電気が走る大きな衝撃が!その瞬間「絶対これいける!」「これをもっとたくさんの人に知ってもらいたい!」その時の「笑顔・感動・驚き」を広めたい想いで本格的に栽培をスタートしました。
百笑農房のほおずきは大粒でアロマのような香りに特徴があり、オレンジ色でサクランボのようなかわいさ、濃厚でガツンとインパクトのある酸味と、そこはかとない優しい甘味、大人の苦味が絶妙にからみあい、口いっぱい広がる食味はまさに「食べる宝石」です。
見た目もかわいく、ビタミンA、ビタミンCやビタミンB群のイノシトール、カロテン、鉄分などが含まれ、いわゆる「スーパーフード」と呼ばれて注目されています。見ても良し、食べても美味しいほおずきはきっと皆さまをとりこにするでしょう。
百笑農房の「食べる宝石」ほおずきは、農林⽔産大臣が定める国家規格である「有機 JAS 認証」を第 3 者機関による審査を受けて認定をいただき、より多くの方々に安心、安全に⼿に取って頂けるように努めています。
また、百笑農房のほおずきにはもう1つの特徴があります。妻の故郷には、植物の光合成に必要な成分 (マグネシウムなど)が豊富な瀬戸内海が近くにあります。そのきれいな海⽔をタンクに汲んで持ち帰り、海から一番遠い地域である佐久の百笑農房の畑に希釈して散布しているのです。そうすることで、より味の濃いほおずきになるようにチャレンジしています。百笑農房ではそうして育ったほおずきを「塩ほおずき」とも名づけています。
「食べる宝石」ほおずきは他の野菜に比べて栽培期間が長く、約半年か けてようやく収穫を迎えます。約 1 ㎜程度だった小さな種が、収穫時には2m近くになります。 そのあいだ、我が子のように「おはよう」「大きくなぁれ」「美味しくなぁれ」と、声をかけながら、小さな変化を見逃さないよう、しっかり観察して成長を見守っています。
時間をかけ、⼿間暇かけた「食べる宝石」ほおずきの出荷はまるでお嫁に出すような気持ちです。ガク(殻)を ⼿作業で1粒1粒ていねいに剥き、異物、割れや傷み、大きさや形の確認をに行ない、お客様の商品が届いた時の驚きや笑顔を想像しながら心をこめて詰めています。
農業は環境の負荷が大きい一面もあります。百笑農房は、この地球上でこれからも永く農業を続けていける よう、少しでも環境の負荷を下げ る為に毎年畑の⼟壌検査を行ない、その結果を基にバランスの取れた最小限の施肥計算をして、⼟壌内の微生物を増やし、生き物と共存できる生物多様化を目指し、今できる最大限の「愛情と⼿間暇」をかけ、より美味しい野菜をお届けする工夫をしています。
◆今後の展望・夢◆
フレッシュなほおずきが食べられるのは 9~11 月のほんの数か月という限られた期間です。そこで、百笑農房ではより多くの方々に 1 年中「食べる宝石」ほおずきを楽しんで頂きたいとの想いから、可能な限りほおずきそのものの美味しさを味わえる ような加工品を開発し、より多くの方々にほおずきを知って頂きたいと思っています。
「野菜づくり」は「笑顔づくり」です。笑顔とは、栽培する人、運んでくれる人、料理する人、食べる人、野菜にかかわるすべての人の笑顔を意味します。これが広い意味の百笑農房のパーパス・ビジョンになります。気候変動や天災、コロナ禍で先行きが見えにくいこんな時だからこそ、 百笑農房の野菜、特に「 食べる宝石」ほおずき」で日常の食生活がちょっとした 「特別」となり、思わず「驚き」、「笑顔」になって「感動」してもらいたい。 笑顔が生まれ、その笑顔が笑顔を呼び、笑顔に満ちあふれた世界にし 、食生活に少しでも貢献したいと願っています。
他にも「農福連携」に取り組み、一番の繁忙期であるほおずきの収穫にチームとして一緒に作業し、利用者の就業機会を提供できて、⾃信や生きがいを持って社会参画を実現し、担い⼿不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き⼿の確保につながる可能性にもつながり、地域の利用者の方と協⼒して農作業をする中で、「農業」「福祉」を通して地域の課題解決に向けて少しでも貢献したいと思っています。
信州佐久望月にはたくさんの自然の恵みがあり、私(妻)は非農家出身なので、農家になった事で初めて分かった事、気付いた事を少しずつ発信し、もっと農業を身近に感じて頂きたいと思っています。そして農業以外にも様々な業種の仲間がいます。これらの方々と一緒にコラボして新たな化学反応を起こし、都市部と地方の距離を少しでも近づけ、盛り上げていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!
特定商取引法に基づく表記
岩瀬 司さんの投稿
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