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平野耕志

静岡県掛川市

平野耕志 | キウイフルーツカントリーJapan

キウイフルーツ

農薬を可能な限り使わずに循環型農法でやっています。 世界でここだけにしかないキウイや、一年間熟成されたキウイが食べられる農園です。 はじまりは、スプーン1杯のキウイの種! 初代園長の平野正俊は、2年間のアメリカ生活の中で、キウイに出会いました。 当時はアメリカでも試験段階中。茶色くて毛が生えていて、中はエメラルドグリーン。今まで経験したことのない経験でした。 苗木を持ち帰る許可は下りなかったが、友人から、ティースプーン1杯のキウイの種をもらいスタート。 日本で、情熱を持って農業をやるためには、キウイをやろう。種を大事に育て上げ、今では80種類1000本、50種類以上の新品種を開発する、日本最大のキウイ農園です。 2代目の紹介 平野耕志(ひらのこうし)  自分は農家の次男坊。20代もつづく農家の家で、名前も「耕志」。まるで農業をやるために生まれてきたような名前です。(笑)   農業高校から大学でも農業を学んだのですが、実は最初は農業なんてやりたくなかったんです。  長年、勉強しても自分のやるべき農業というものが見つけられなかったですね。  父親に倣って22才のとき派米研修でアメリカで農業研修をうけて、またそのあとに2年間、両親とともに農業を手伝っていても、自分のやりたい農業というものが見つけられなかったんですね。  で、自分のやりたい農業とは何なのだろう・・・と悩んできたときに、JICAの青年海外協力隊に応募しました。 ザンビアから学ぶ  2012年から2年間、アフリカはザンビアという国で、首都ルサカにあるコンパウンド(低所得者層が住む地域)の生活改善のサポートをしていました。  そこでは、コンパウンドにすむ人たちの生活を改善するために、「儲けになる」現金収入活動をいろいろと試行錯誤しながらやっていました。  駐車場の経営から、養鶏、そして野菜の生産・販売まで、いろいろなことを試してみました。  限られた資源から現金収入につながる活動をするにはどうしたらいのか。その経験から、「経営」ということを現場で学ぶことができましたね。  その中で一つの気づきがありました。  それは日本よりもザンビアの子どもたちのほうが「リアル」に生きているということ。  例えば、ここの農園にくる日本の子供たちのなかには、牛乳がどこからくるのか(どの動物からどうとるのか)、また火はどのように扱ったらいいのか、まったく知らないこどもたちがいて愕然としたことがあります。  そのような日本の子どもに比べたら、ザンビアのルサカで出会った子供たちのほうかよっぽど現実や社会をしっかりとリアルに感じながら生きているな、と思いました。  日本の子どもたちこそ、現実(リアル)を感じながら生きる生活力を身に着けてほしい、といつか思うようになりました。  日本こそ、日本の子どもたちこそ、学ばなければいけない。  そこで、初めて、両親がやってきた「体験型観光農園」の意義というものが実感できたんです。 人が集まる農園へ  もう一つ、ザンビアから気づかせてもらったことがあります。  最初、帰国したときは、農業体験とか、茶摘みとか、食育体験とかイベントをしていたのですが、なかなか人が集まらなかったんです。  で、思い出したのが、ザンビアでの農業普及のやり方でした。  ザンビアでは、農業普及員とかは、農業を最初から普及するのではなく、まずは畑の中に十字架を立てて「お祈り」をしていたんですね。  お祈りのときは、みんなが集まってくる。畑でみんなでお祈りをして、せっかく集まったからということでお昼も畑で一緒に食べる。そして、その中で自然と農業の話をしていく。  農業を入口にするのではなく、出口というか・・・自然の流れの中で農業の話をしていました。  難しい話でなく、畑でまずは人が集まることをする。楽しいこと、みんなが集まりやすいことから、自然と畑の中で農業につなげていく。  それを思い出したんです。  そこから、自分の農園で様々な「フェス」(音楽中心のイベント)をしたり、自然焙煎コーヒーのお茶会をしたりして、まずは人が集まることを大切にしたんです。  おかげで、前よりも人が来るようになり、結果的には農園の生産・販売につながっていますし、自分が伝えたいメッセージが伝えやすくなったと思います。 今後やりたいこと  いま農家は高齢化がかなり深刻化してきて、例えば地域のお茶農家さんは平均年齢が70才。跡継ぎがまったくいない状態です。  跡継ぎがないのは、一言でいえば「儲からない」から。  儲からないのは、農家に経営の知識や経験がほとんどないままで、継承しようとしているから。  これからの農家は「経営」の理念と知識が必須だと思います。  しっかりとした経営をすれば農業は儲かります。  そのような経営ができる農家を育てていきたいです。  さらに、将来の次世代の農業人口を増やしたい。  そうですね、いま小学生から高校生ぐらいの人たちです。  その世代の人たちに、キウィフルーツカントリーに来てもらって、体験を通じて農業の楽しさやすばらしさに気づいてほしいです。  ですからこれからもキウィフルーツカントリーでたくさんの「楽しい」集まりをして、たくさんのひとに来てほしいですね。
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