冬季に小魚などのエサを食べに水深の深いところから岸近くの浅いところに寄り、底びき網や刺網などで漁獲されています。また、年間通じて提供するために養殖も行われています。
刺身でも煮付けでも美味な魚ですが、背ビレの下や尻ビレの付け根の肉は「えんがわ」と呼ばれ、脂が多くコリコリとした食感で特に珍重されています。資源管理の対象魚として、人工種苗の放流や小型魚の再放流が行われています。
おすすめの食べ方
晩秋から春にかけて定置網の他、一本釣やはえ縄によって漁獲されています。また、冬季には小魚を食べに岸近くに寄り、1mを超える大物を砂浜から釣ることができることから、県内外の太公望でにぎわいます。
宮崎県が全国で初めて種苗生産に成功し、以前は各地で種苗放流が盛んに行われ、平成7年度の海づくり大会を記念して、天皇陛下が詩に詠まれた魚です。秋以降が特に美味しく、刺身、煮物、鍋物に最適です。
おすすめの食べ方
冬から早春にかけて宮崎県沿岸に来遊し、主に定置網で漁獲されています。また、県北部の延岡市や県南部の串間市では養殖が盛んに行われています。
栄養を貯える冬のブリは寒ブリといい、大変美味しいので有名です。
たんぱく質・脂質が多いことに加え、栄養のバランスが良く、刺身、塩焼き、照り焼きなどで美味しい魚です。
おすすめの食べ方