[バックナンバー]2017年6月17日〜2017年6月23日の新着出品ダイジェスト!

2017年の6月、あっというまに後半戦ですね。

日本全国の農家さん漁師さん猟師さんから届く食材たちの旬は、梅雨から夏へ変わろうとしています。

キラキラの宝石箱みたいな新着ダイジェスト、今週もスタート!


こぼれおちそうな大粒ブルーベリーを完熟収穫でお届け!

栃木県芳賀郡市貝町のブルーベリー農家:菅野民子さんから、大粒の完熟ブルーベリーが出品されました! 

ブルーベリーの完熟生果実にはなかなかお目にかかる機会がありません。 なぜなら、皮が薄く柔らかいブルーベリーはとってもデリケートで、すぐに傷んで売り物にならなくなってしまい、一般のスーパーでは扱いにくい果物だから。 

私達の生活に馴染みの薄いブルーベリーについて、もうすこし詳しく教えていただきたくて、菅野さんに突撃インタビューしてみました!


ー販売できる期間はいつまでですか?

8月上旬までを予定していますが、天候に左右される部分がありますのでもしかしたら早く終わることもあります。おすすめは6月下旬までのボリュームゾーンです!


ー大粒とありますが、どれくらいの大きさですか?

主に1.5センチ以上(おおよそ2gあるかな?位です)のものをメインにしています!


ーブルーベリーの「完熟」はどのように判断しているのでしょうか?

果実の色だけなら、未熟な赤い色のものをとっても2日もすれば黒くなりますが、味は追熟しないので、未熟な状態のまま美味しくなりません。
なので私は、木になっている状態でおへそからおしりまで真っ黒(真紫)になって、軽く触っただけでぽろっととれるくらいまで
完熟したものを収穫します。
出来る限り全体が同じ色のものをみなさんのお口に届けます!


ーお客様へのメッセージをどうぞ!

当園は摘みとり園でもありますが、摘みとりゾーンと出荷ゾーンを分けずに、どのブルーベリーにも同じ愛情と手間をかけています。出来るだけ充実した実がとれるように剪定も沢山しています。
そして、どこにもなかなかない自慢の一つとして鳥よけの網がありません!なので、どこよりもお日様をたっぷり浴びてます!
ぱりっとした
生のブルーベリーをまだ食べたことのない方には絶対にお召し上がりいただきたいです。


菅野さんのプロフィールページによると、鳥よけの網がなくても大丈夫な理由は、カラスとの共存関係があるからなんだそうな!なんだかほんわかします。

「北部ハイブッシュ系」という系統のブルーベリーは、粒が大きくて甘味と酸味のバランスが良く、寒い地域で栽培すると美味しく育つという特長があります。 

栽培地の山と山の間に挟まれた「おかえりの丘」は、冬はしっかり寒く春は陽当りが良い、酸性土壌のある場所。ブルーベリー栽培に適した場所で、木になったまま完熟した果実だけをひとつひとつていねいに摘み取って、お客さまのもとへ直送してくれますよ! 


とぅるとぅるジュレに包まれて。秋田の生じゅんさい登場!

秋田県山本郡三種町のじゅんさいブラザーズ:安藤賢相さん&近藤大樹さんから、じゅんさいの出品が始まりました! 

・・・ところで、みなさまは「じゅんさい」という食べ物をご存知でしたか? 

沼に生息し、小さな睡蓮に似た葉っぱをもち、体のまわりにジェルをまとった透明のキラキラした姿が涼し気な植物です。 

万葉集にも「ぬなわ(沼縄)」という名で登場し、昔から食用として利用されてきたといいますが、現在は4都県で絶滅、22県で絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されている、文化的にも生物学的にも貴重な植物種なんです。 

日本最大のじゅんさい生産地である三種町でも、1991年には1260トンあった生産量が、今では440トンにまで落ち込んでしまったといいます*。 

そんな中にあって、じゅんさいブラザーズの2人は異色な存在。30代半ばという若さと、写真や動画などを駆使した情報発信力で、忘れられていたじゅんさいの価値を再発見させることに成功しています。その片鱗は、安藤さんのコミュニティでみることができますよ♪ 

おすすめの食べ方は、「熱湯でサッと茹でで、氷水でキュとしめ、冷え冷えのところをワサビ醤油で食べるだそうです。とぅるとぅるぷるん♪な喉越しをお楽しみください! 

じゅんさいJAPANホームページ>年次別収穫量、生産者数の推移より


入手困難!過去最高値を記録した今年の陸奥湾ホタテをポケマル限定の特別価格で。

津軽半島の陸奥湾側にある蟹田漁港の高森優さん。冬の間は「未利用魚セット」が人気でしたが、メインはホタテ養殖の漁師さんです。

コミュニティ投稿ですでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年の陸奥湾のホタテは生育不良で厳しい状況にあります。それに追い打ちをかけるかのように、養殖ホタテの国内シェア54%を占める北海道産ホタテも水揚げ量が減少。ダブルパンチで、今季の陸奥湾のホタテは入手困難な状況に。落札額は過去最高額にまで高騰しています。**

ポケマルのお客様に自慢のホタテを届けるためにずっと準備をしてきた高森さん、内心はたいそう無念なこととおもいます。・・・が、「くよくよしてはいられない」と、この状況の中で自分にできるベストを尽くすため、ホタテ半成貝の出品に踏み切りましたー!

生育不良のホタテが多い中でも、健康なホタテを高森さん自身の目で確認手選別で厳選してくださいます。お客様との一対一の関係だからできることですね。

半成貝の出品は、水温が23℃を超えるまで、あと1ヶ月くらいの限定です!

**北海道不漁でホタテ記録的高騰|東奥日報(YAHOOニュース 6/14(水) 10:17配信)帝国書院統計資料 日本 農業・漁業・林業 ほたてがいの養殖 〔2015年〕


スパルタすぎるアスリートトマトが登場!どんだけやりすぎ…いや、やらなさすぎなんだ…。

京都府京丹後市の和田泰幸さんの初出品♡。その名も「やりすぎトマト」。

和田さんはいったい何をやりすぎたのか…いや、むしろこれはトマトが生きるために必要な"あるもの"をやらなすぎた結果こうなってしまったのです。もし私がこんな目にあったら、正直生きていけない気がします(笑)。

それほどのスパルタを生き抜いたアスリートトマトたち、食べてみたいですねー!オリジナルの商品説明がとてもおもしろいので、ぜひ下のリンクから直接読みに行ってください。


雨の日のおうち時間にゆっくり手づくり。

雨が降るならおうちでたのしいことすればいいじゃない!こどもと一緒でも、ひとり黙々とでも、充実した雨の日ライフになる新着出品をあつめました。

兵庫県松下農園さんからは梅干し作りに使える完熟梅「八郎」、奈良県ゆるり畑さんからは甘酢漬けにすれば一年中楽しめるらっきょう、岩手県伊勢崎克彦さんからは甘酒作りに使えるササシグレの生麹とササシグレのセット。


「新じゃが」がホットです!

先週からポケマルをにぎわせている新じゃがに、今週も新たな出品が登場しました!静岡県の松木一浩さんの「レッドーン」という品種のじゃがいも。皮が赤く中身はレモンイエロー。煮崩れしにくいとのことですよ〜。

この他の新じゃが出品一覧もこちらからどうぞ!


からだとお財布にやさしい野菜セットに新ラインナップ!

福岡県永光一哉さんから新たな野菜セットのラインナップが登場!サラダ向きの野菜セットと、飲食店向きの野菜セットです。


今週は以上11出品でした〜!



<関連記事>

これまでの新着ダイジェストはこちらから

2017年6月のマガジン記事一覧はこちらから

新着情報をメールでチェック!ポケマルメールマガジンのバックナンバーはこちらから

Magazine

あわせて読みたい