[バックナンバー]2017年5月27日〜2017年6月2日の新着出品ダイジェスト!

日本全国の農家さん漁師さんから直送で届く旬の食材。最新の出品情報を、毎週まとめてお届けしてます。


振り返れば、5月もいろいろな旬の食材との出会いがありました。

特に賑やかだったのは、農家さんからの出品。八十八夜の新茶で幕を開け、空に向かって育つソラマメ、にょきにょきが止まらないアスパラガス、本当に1週間しかとれなかった幻の山菜シオデ、旬の時期限定の新にんにく、ぽわんと赤みがさした青梅っこ。

漁師さんからは、海女さんがとる天然ワカメや、とんでもないメカブ、駿足のミラクル群生生物ホヤ、北の海で育った塩水ウニ。

畜産農家さんからは、牛舎のない山の上で草だけを食べて暮らしている乳牛から分けていただいたノンホモ牛乳。


たった1ヶ月の間に、旬が始まり、終わった、数々の食材たち。「そりゃ、地元のスーパーマーケットで売ってないのも当然だ」と納得です。


さて、6月初週でもある今週は、どんな旬食材の出品があったのでしょうか…?漁師さんチームから何やら粋な気配を感じる今週の新着ダイジェスト、はじまりはじまり〜。



「バーチャル漁=VR」登場。あなたの指示どおりに漁師さんが仕掛けてくれるカゴ漁にチャレンジ!

漁師・千葉豪さん(岩手県大船渡市)からとんでもない出品がありました。

カゴ漁とは、海中に餌を入れたカゴを仕掛けて、そのなかに入り込んだお魚などを採る漁のこと。

「カゴ漁のドキドキ感を丸ごと全部。発泡に詰め込んで。」という出品は、カゴを仕掛けるポイントと、カゴに入れるエサを、それぞれ選んで注文すると、千葉さんがそのとおりにカゴ漁をして、とれた漁獲は箱に詰めて、港から直送してくれます。

何が入っているのか、何も入っていないのか?カゴを引き上げるときは漁師もドキドキ。カゴ上げの瞬間は千葉さんがコミュニティ投稿で実況中継してくれるとのこと。一緒にドキドキを味わいましょう!

(何もとれなかったらフェリスほたてを送ってくれるそうです)



天然岩牡蠣に春サワラ。漁師直送だからお刺身にもチャレンジできる!

漁師・伊藤徳洋さん(秋田県潟上市)からは1回の漁で1セット分しかとれない天然岩牡蠣。漁師・山崎一馬さん(兵庫県淡路市)からは、瀬戸内海に春を告げるお魚:サワラ(鰆)。

どちらも新鮮なものを入手できなければ生では食べられない海の幸…漁師直送ならではですね。

生牡蠣やサワラのソテーにはこちらのレモンを添えたい。しぼりたい。


梅の熟度にあわせて♪有機JAS取得の梅農家さんから、はじめてのうめしごと応援セットが出品されました〜

梅農家・深見優さん(和歌山県上冨田町)からのポケマル初出品!祝!

うめしごとのお道具をなんにも持ってなくても大丈夫。青梅はシロップに、完熟梅は梅干しに。梅の熟度によって向いている加工方法が変わるんですね。

「有機JASってなあに?」という方は、こちらの記事をどうぞ。

もうお道具を持っている方や、うめしごと中〜上級者には、梅だけの出品も。

1kg

3kg

5kg


満を持して。イギリスのお茶専門店が認めた有機JAS取得お茶農家さんから新茶飲み比べセットが出品されました!

茶農家・石川龍樹さん(愛知県豊田市)から、「やっと送り出せます!」と念願の新茶が登場。かぶせ茶と普通煎茶の飲み比べセットが限定10セットです。

「かぶせちゃってなぁに?」という方は、こちらの記事で石川さんが解説してくれていますよ♪


夏の季語「甘酒」を手作りしよう。ササシグレの生麹をオンデマンドで。

ササシグレという幻の稲があります。

ササニシキの親に当たる品種で、今から半世紀ほど前にはそのおいしさで人気だったのですが、病気に弱く収量がかせげないという理由で、ササシグレを栽培する農家はどんどん減り、いまではごく少数の農家でしか栽培されていない風前の灯火となった希少品種です。

農家・伊勢崎克彦さん(岩手県遠野市)は、そのササシグレの種を継承する数少ない農家の1人。この生麹は、伊勢崎さんが栽培したササシグレを地元の麹屋さんにもちこみ、麹菌を植えて育ててもらうもの。麹は生きもので日持ちしないので、注文を受けてから麹にする完全予約販売です。

お米の発酵でできる甘酒は、天然のブドウ糖・アミノ酸・ビタミンが豊富なナチュラルエナジードリンク。江戸時代の人も夏の時期には冷やし甘酒を飲んで、夏バテしないように備えていたのだとか。

自宅での甘酒づくりは炊飯器があればとっても簡単です。レシピを同梱してくれるので、ぜひ作ってみてください。


まだまだ続く農家直送野菜セットの新着出品!甲信越・九州地区にお住まいの方は送料がお得♡

農家・古家豊和さん(長野県松本市)から、ポケマル初出品をいただきました!祝!

生産地の松本市四賀地区は、地域全体で循環型社会を目指し有機農業を推進している地域。そこに夫婦で移住した古家さんのプロフィールページには「食べることを楽しくしていくことは、暮らしの豊かさにつながると思っています」というメッセージが!わたしもそう思います。

農家・竹林諭一さん(大分県由布市)からはフェンネル入りの野菜セットの出品。フェンネルって外国のお野菜のイメージがありますが、実は平安時代の日本の文献にも登場しているんですって。ウイキョウ(茴香)とか、フィノッキオとか、フヌイユ、と呼ぶ方もいます。魚のハーブと呼ばれるくらいお魚料理との相性抜群なんだそうです。サワラと一緒にいかがですか??


ドライきのこを使いこなせたら、暮らし上手になれるかな。

馬好きなひとり暮らし愛好家のみなさまに、ぜひ知っていただきたいドライきのこがあります。

馬を愛するマッシュルーム農家・船橋慶延さん(岩手県八幡平市)のマッシュルームパウダーとドライマッシュルームのセット。乾燥したチップはそのままおやつ代わりに食べてもいいし、お味噌汁やパスタの具にしてもOK。パウダーは、お塩やオイルと混ぜてドレッシングにしたり、「一味足りないな」という瞬間にもってこいの便利さ。

さらに、こちらのマッシュルームは「引退馬の殺処分を減らしたい」という目的があって栽培されているもの。馬好きなみなさま、買いましょう!広めましょう!

ドライきのこつながりで、鈴木俊将さん(山形県鶴岡市)の天日干しキクラゲもリバイバルご紹介。2種類のドライきのこを用途によって使い分ける…そんな暮らし上手になりたいものです。


今週は以上17出品(+1リバイバル)でした。


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