冬を超えて初めて芽吹くお茶を「一番茶」と言いますがその一番茶が芽吹くのは、ここ神河町では5月。 一番茶が特別だなーといつも思うのは、本当に日に日に姿が変わるんですよ。 今年は5月6日からの収穫始めでしたが、その日の新芽はほんとに小さくて、 芽の下の下の枝までたまに刈り込んでしまうくらいの小ささ。 うちの茶園は2週間くらいかけて一番茶を収穫しますが、 その終わり頃には新芽はかなり大きくなっていて、 最初に収穫した場所はもう「もう一回収穫してええで」 と新たな芽が伸びてきています。 味ももちろん変わります。 面白いのは、時期だけじゃなくエリアによっても味が変わるところ。 収穫中に生の新芽をちょくちょくつまみ食いするんですがすでに味が違います。 肥料などの手を加えずに育てるので、 日当たりとか風通しとかそーゆーのが 味により直接的に影響するんだと思います。 前々から、 「この変化そのものを、お茶を飲む皆さんにお届けしたいなあ」 と思ってこの商品を作りました。 お茶収穫期間の中の５日間、それぞれの収穫日のものを一つのパッケージで 「飲み比べセット」としてご用意しました。 大きめ急須に一回分、水出しなら500ml分の5gを5つ。 変化する茶園をそのままにお楽しみください。

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茶葉（神河町産）