〜酒田女鶴ものがたり〜 山形県酒田市では古くから「女鶴」という味の良いもち米が栽培されていました。 あまりの美味しさゆえ、明治初期には、豪商・本間家が菓子問屋に羽二重餅を作らせて皇室に献上していたほど。 しかし、この女鶴は背丈が1メートルと高く、台風や強い風が吹くと倒れてしまう栽培しにくい品種でした。 収量も少なかったため、いつしか栽培農家は激減し、市内の 一農家が栽培するのみになりました。 昭和の終わり頃、女鶴の味を忘れられなかった農家が復活に立ち上がりました。 さらに平成三年からは酒田市が品種改良に着手。 それから十年を経た平成十三年二月、「酒田女鶴」が誕生したのです。 餅にしたときの、抜群のコシと滑らかな舌触りは絶品！ お祝いには欠かせない、鶴を名前に備えた餅米です。 慶事の引き出物として、大切なお客様への贈り物として、確かな気持ちを込めて、どうぞお使い下さい。